ホーム | 日系社会ニュース | 玉川学園から使節団来=伯松柏・大志万と交流
使節団の皆さん
使節団の皆さん

玉川学園から使節団来=伯松柏・大志万と交流

 松柏・大志万学院と提携を結ぶ玉川学園(東京都町田市)から21日、「第4回使節団」が来伯した。参加者は渡瀬恵一・学園教学部長、生徒の前田綾香、松倉里沙、外山もも、足立匠、増野伊さんの6人。一行は28日まで滞在し、同学院の生徒と交流を行なう。
 玉川学園は「国際教育」を教育信条の一つに掲げ、世界各地の提携校と様々な交流事業を行なっている。10年のデータによれば、14カ国で34の交流事業を行い、223人が参加した。松柏・大志万とは、1978年に同学院が訪日研修に同学園を訪れて以来、隔年で派遣団を受け入れている。
 渡瀬教学部長によれば、「サッカーW杯の時、デモやバスの焼き討ち事件のようなニュースが流れ、不安がる保護者もいた」という。しかし5人は「自分では中々来ようと思わない国だから」と口を揃え、好奇心を覗かせた。特に楽しみなのは、毎日宿泊先が変わるホームステイという。
 外山さん(高3)は「日系人がどんな生活をしているか、日本のことがどのように広まっているかに興味がある」とコロニアにも関心を寄せている。
 増野君(高3)は「仲良くなった訪日団の子に『また来てね』と言われた。もう一度会いたい」と笑顔を見せた。
 一行は同学院の授業や元訪日団員宅での交流会に参加、リベルダーデや移民史料館、イグアスの滝なども見学する。
 渡瀬教学部長は「大志万の子は礼儀正しく行儀が良い。日本が大事にしないといけないものを持っている。この研修が、そういった日本人の良さに気づき、自分のアイデンティティについて考えるきっかけになれば」と話した。

image_print

こちらの記事もどうぞ