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レーザカラオケ愛好会解散=運営資金を福祉団体へ

 会員減少を理由に解散を発表したレーザカラオケ愛好会(金子司代表)が、残された運営資金をサンパウロ日伯援護協会傘下のイペランジャホーム、こどものその、憩の園へ寄付した。23日、各団体の代表者が本紙で贈呈式を行い、各団体代表者に8千431レアルを手渡した。総額は2万5千293レ。
 同会は1988年に創立し、最盛期には約50人の会員がいた。金子代表は「解散は寂しい」と心情を漏らしながらも、「寄付金を各団体に有効に使ってもらえれば満足です」と話した。
 足立操援協事務局長は「非常にありがたい。イペランジャホームの改修費用として大切に使わせて頂きます」と話し、頃末龍彦アンドレこどものその理事長も「今行っているトイレと風呂の工事に使わせて頂きます」と感謝を述べた。
 吉安園子憩の園理事長も「会員の方々の気持ちのこもった最後の寄付を、永久に憩の園に残るように使わせてもらいます」と喜んだ。

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