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東西南北

 10月31日付アゴラ紙によると、サンパウロ市では、現在のフェルナンド・ハダジ市長になって以来、アスファルトの再舗装工事の量が大幅に減っているという。これを前任のジルベルト・カサビ市長の最後の2年と比較すると、11年、12年は月ごとの再舗装の道路の長さはそれぞれ28・5キロ、17・6キロだったのに対し、ハダジ市長就任後は13年が4・9キロ、14年も9月現在で6・6キロに止まっているという。市によると、ハダジ市長の任期の終わる16年いっぱいには750キロの再舗装を行なう予定というが、現時点ではまだ120キロ前後。道路上の安全も考えていただきたいが。
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 大サンパウロ市圏サントアンドレとサンパウロ市東部ヴィラ・プルデンテでは、市民が同じトラブルで頭を抱えている。それは電信柱から電線が道路まで垂れ下がっていることだ。両ケースとも、電信柱の交換工事が終わってから発生したものだという。特に後者の件に至っては、通りかかったトラックが垂れ下がった電線を引っ掛け、その勢いで電信柱が倒れる事態まで起きている。電線の処理の責任もたらい回しで、解決されないままだというが、歩いていて感電は勘弁したいところだ。
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 10月31日、グローボ局の深夜番組の名司会者、ジョー・ソアレスの息子ラファエルさんが死去した。50歳だった。死因についてはまだ明らかにされていないが、ラファエルさんが強度の自閉症を患っていたことは周知の事実だ。ジョーは6月から2カ月間体調不良で入院していたが、精神面のショックがないか心配されるところだ。

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