ホーム | 2015 | 7月 (ページ 7)

7月 2015の記事一覧

PCC06年蜂起事件=裏取引で〃停戦協定〃か=当時の州政府代表者が告白

 2006年5月12日に始まった犯罪組織州都第一コマンド(PCC)の一斉蜂起では多数の軍警、市警を含む死者を出し、サンパウロ市を大混乱に陥れ、国際的にも大々的に報じられた。それを終わらせるため、当時収監されていたPCCの首領マルコ・ウィリアンス・エルバス・カマーショこと「マルコーラ」とサンパウロ州政府の代表が隠密裏に交渉して〃停 ...

続きを読む »

初戦でいきなり難敵チリ=ロシアW杯予選日程決まる

 ロシアのサンクトペテルブルグで25日、18年ロシアW杯の各大陸予選抽選会が行われ、セレソンの初戦が10月初旬の敵地でのチリ戦に決まったと26日付伯字各紙が報じた。 18年6月14日より1カ月、ロシアで行われるW杯の南米地区予選は今年の10月に早くも開始される。10カ国が所属する南米地区は、全ての国はホーム・アンド・アウェーの2 ...

続きを読む »

月間購買力が大きく後退=インフレで家計苦しく

 ここ数年、ブラジル経済を牽引してきた一般家庭の購買力(一般支出)が2003年以降、初の落ち込みを記録したと26日付フォーリャ紙が報じている。 経済コンサルタントのテンデンシア社が調査したところによると、2015年1月から5月にかけての一般家庭の購買力は、月間平均2400億レアルだった。 これは昨年同期の月間平均2560億レアル ...

続きを読む »

上海ショック余波は微妙=先週末比1%強下落に留まる

 27日の上海株式市場の総合指数が、先週末比8・48%安と8年5カ月ぶりの大幅な下落を記録した。同日、週明けのブラジル市場も影響が心配されたが、取引終了の56分前の午後4時4分の段階では、大幅な値崩れは起こっていない。 サンパウロ証券取引場指数(IBOVESPA)は、4万9245ポイントで朝の取引をスタート、開始48分で、一時1 ...

続きを読む »

東西南北

 サンパウロ州の携帯電話の保険機関が発表したデータによると、2014年6月から今年5月にかけて、サンパウロ市で携帯電話を紛失した人の約3分の1(31%)が、バスや地下鉄・CPTMといった公的交通機関の中でのものだったという。また、盗まれる場所としては1位の「セー広場周辺」などセントロが上位5カ所のうちの3つを占め、10件中6件が ...

続きを読む »

第18回日本祭り=困難乗り越え、15万人来場=「新しい発見に驚いた」=日本ファン、さらに増え

開会式の様子

 ブラジル日本都道府県連合会(本橋幹久会長)が主催の『第18回日本祭り』が、サンパウロ市サンパウロ・エキスポセンターで7月24~26日に行われた。不況の影響等で、開催を危ぶむ声もあった中、3日間で15万人を迎える大盛況だった。「郷土食広場」では44都道府県の約300種類の趣向を凝らした料理の数々、特設ステージでは100の演目が披 ...

続きを読む »

日本祭り・郷土食ブース=(上)=44県が地元特産品をPR=経費高騰にもめげず奮闘

愛媛が販売した「えひめロール」。中身がぎっしり詰まっているのが特徴だ

 日本祭りの目玉の一つでもある、各県人会による郷土食。今年は3県(茨城、京都、島根)を除く44県人会が参加した。会場改修に伴う出店料の値上がりに加え、換気扇の設置義務や光熱費といった負担が増える中、地元・特産品をモチーフにした手作り食品を販売した。本紙編集部が取材した郷土食を上・下に分けて紹介する。  昨年参加を見送った愛媛は、 ...

続きを読む »

■ひとマチ点描■歌で日伯の絆をつむぐ=今村つばささん日本祭りに

今村つばささん

 ブラジル全土で活躍中の、石川県出身のシンガーソングライター今村つばささん(30)が今年も日本祭りに参加、ブースでCD販売やファンとの写真撮影を行なっていた。 今年の来伯は2度目で、6月~8月3日まで滞在中。リオでは領事館による120周年記念イベントに参加、ブラジリアやミナス、サンパウロ州グアラレマ市など各地で公演を行なっている ...

続きを読む »

有識者に別所哲也氏らジャパン・ハウスで初会合

 【共同】外務省は27日、英国のロンドン、ブラジルのサンパウロなど海外3都市で創設する日本文化の広報拠点施設「ジャパン・ハウス」の有識者諮問会議メンバーに俳優の別所哲也氏ら17人を選び、初会合を開いた。2017年前半の開館に向け、施設の在り方について助言していく方針だ。 別所氏は会合で「『日本はものづくりは素晴らしいが、(文化発 ...

続きを読む »

県連日本祭り特別写真グラフ=世界最大級の和風祭典=県誇りの郷土食が一堂に=老若男女15万人が楽しむ

建設会社と提携して、仮設とは思えない立派な日本庭園付き茶室を作った茶道裏千家

 今年の日本祭りは金曜夜から豪雨、翌土曜日も雨に降られたにもかかわらず、例年に近いたくさんの人出となった。会場の運営は今年からサンパウロ州農務局から民間企業に委託され、賃料が大幅に上がるなどの向かい風の中、正々堂々と日伯外交樹立120周年を祝う祭典を繰り広げた。中心となった各県人会会員はじめ日系団体は皆、ブースの中で忙しく働きな ...

続きを読む »