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2015年12月11日の記事一覧

南米初=和牛精肉、ブラジルで輸入解禁=農水省「海外輸出1兆円目指す」=ブラジル産処理牛肉も輸出再開へ

 日本国農林水産省は4日、日本産生鮮牛肉のブラジルへの輸出を開始すると発表した。農林水産省はブラジル政府当局が輸入解禁するよう協議を進めてきており、今回、日本産生鮮牛肉の輸出条件が合意された。今後、厚生労働省が定める手続に基づく認定を受けた施設からブラジル向けの輸出が可能となる。南米向けとしては初めての輸出解禁。農林水産省は更な ...

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リオ五輪まで240日切る=会場やインフラは大丈夫?=(2)=ブラジルマジックの見せ所か=施設順調、ゴルフ場は完成

工事真っ最中のトンネル(Foto: Prefeitura do Rio)

 G1サイトのリオ五輪ページによれば、「都市鉄道システム」(VLT)はすでに70%が完成しており、来年第2四半期に引渡し予定。 それ以外にも市内各地では、バス高速輸送システム「BRT(Bus Rapid Transit)」も建設中だ。専用車線を走る高速バスで、4路線の全長150キロ、180駅を予定。バーラ、デオドロ、マラカナンの ...

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僧侶団の荷物、強盗被害に=パ国新寺落慶式に行く途中

佛心寺での120周年法要に参加した僧侶団の皆さん

 パラグァイのイグアス移住地に新しく建立された禅寺「眞應山拓恩寺」(島崎允法住職)の落慶式のために、日本から曹洞宗の僧侶ら約30人が8日に来伯した。彼らが持参した日本の有志から同寺のために集めた数珠やロウソク、仏具、おみやげなどの荷物とサンパウロ市の南米別院佛心寺の現地僧侶2人らが乗ったバスが9日午前1時半頃、パ国に向かう途中、 ...

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ルイス・マツモトにご用心!=日系狙う振り込め詐欺か

 サンパウロ市内に住む準二世の読者から「先日、詐欺らしき電話があった。日系人を狙った犯罪では?」と注意をうながす話が本紙に寄せられた。 「ルイス・マツモト」と名乗る男から電話がかかり、ポ語で唐突に「息子はいるか?」と質問されたという。「息子はいない」と読者が答えると、その場で電話を切られたという。不審に思って後日、日系の知人にそ ...

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大耳小耳

 山本喜誉司賞を受賞した天谷良吾さんの「天谷茶」。島田梅さんによる紅茶「おばあ茶ん」と共に、10月末に愛知県で行なわれた紅茶フェスティバルに出展した。ところが関係者によれば「思ったよりも規模が小さく、ビジネスにはつながらなかった」そうだ。とはいえ、かつては〃お茶の都〃と呼ばれたサンパウロ州レジストロと、茶業振興を図るサンタカタリ ...

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〃ナガサキ誓いの灯〃サンパウロ市到着=「平和への想い伝えたい」

〃分灯の使者〃手前から笠戸丸ともやすくん、〃ナガサキ誓いの灯〃を持つ歌手の井上祐見、中嶋代表

 「なんとか無事に到着しました」。日伯外交120周年を記念し、世界平和の願いを象徴する〃ナガサキ誓いの灯〃が9日朝、〃分灯の使者〃3人によって当地に運ばれ、午後にサンパウロ市内のブルーツリーホテルで「種火到着報告会」と記者会見が行われた。この事業を主宰する「ブラジル・日本平和の絆交流会」の中嶋年張代表は、そう胸をなでおろしながら ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(66)

華やかなりし時代 1940年、トゥレス・バーラス移住地のセードロ区に40アルケーレスの土地を買って入植、カフェーを植えた。栄太郎、すでに60歳を過ぎていた。やがて終戦後のカフェー景気が来た。 以後の栄太郎の暮らしぶりが面白い。市街地でも一部しか電化されていない時代だったが、自家発電をした。トラトール、カミニョンを新品で買った。英 ...

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山本喜誉司賞=野田、天谷、水谷3氏に栄誉=創設50年祝いポ語記念誌も

(前列左から)水谷、天谷、野田夫妻

 農業分野の功労者を顕彰する『第45回山本喜誉司賞』の授与式が11月27日夜、文協貴賓室で行なわれた。トマトの品種改良に貢献したアマゾナス州マナウス在住の野田博さん(72)、サンパウロ州レジストロの天谷良吾さん(61)、ライゼングループ副社長の水谷イサムさん(56、ともに二世)3氏が栄誉に浴した。 サンパウロ州ポンペイア生まれの ...

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パラグアイ=入植地調査よもやま話=坂本邦雄=(3)

ラ・コルメナ移住地開拓初期の貴重な写真。山切り作業に奉仕したパラ拓職員に母テルと邦雄が弁当を届けた時の写真(左から1人目は平出、2人目は笠松、4人目は内田支配人、5人目は石井、6人目は藤勝、7人目は関根、8人目は酒井、9人目は母テル。後列で立っているのが森谷、1人おいて邦雄)

 ところが、アスンシォン港に着いて上陸し、市内に入っても、いつまでも都市らしい街が見えず、アスンシォン市はまだ遠いのかと尋ねたが「イヤ、ここがアスンシォン市なのです」との返事に、黒田公使もいささか驚いたと言う。 当時のアスンシォン市といえば人口20万人位の都市で、近代的な様相は更々なく牧歌的だが、国民は純朴で親切な人々だと初めて ...

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オーリャ!

 中島工務店による日本館の自費修復が、先月末から始まっている。今回は岐阜県などから助成があるとはいえ、これで5度目。中島紀于社長のこの男気には頭が下がるばかりだ。 今回は3人の棟梁格を含む宮大工6人が来聖。彼らが通常、日本各地の社寺を修繕する際には、「地元の文化財だから地元の大工と協力して作業する」配慮があるとか。日本館修繕にお ...

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