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東西南北

 ブラジルに逃げ込んだことで話題となっていたイタリアのテロリスト、セザーレ・バティスティ氏(60)が12日、サンパウロ州エンブー・ダス・アルテスで不法滞在を理由に連警に逮捕された。検察は国外退去を求めている。バティスティ氏は1978~79年に過激派のひとりとしてイタリアで4人の殺人事件を起こし、国外逃亡中に同国で終身刑の判決を受けた。ブラジルには、フランス、メキシコを経て2004年に到着。同氏は07年に逮捕され、最高裁も09年に国外退去の判決を出していたが、10年に当時のルーラ大統領が強制送還に反対し、国内に居住している。同氏は人身保護適用で7時間で釈放されたが、今後どうなるか?
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 12日午前、サンパウロ市北部パルケ・ノーヴォ・ムンドで商人のイタミール・フォガッサ・ダ・シウヴァさん(45)が、犬に襲われ死亡した。イタミールさんは、隣に住む母親のマルレーネさん(82)からの音信が18日間ないのを気にして、様子を見るために塀を越えたところ、母親が飼っていた7匹の犬に襲われた。消防が見つけたマルレーネさんの遺体はは15~18日前に自然死したものらしく、数日間食べ物を与えられない犬たちはかなり空腹だったと見られている。
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 今年のF1のシーズンは15日のオーストラリアGPからスタートする。今シーズンのブラジル勢はこれまでのフェリペ・マッサ(ウィリアムス)に加え、弱冠22歳のフェリペ・ネスリ(ザウバー)のF1デビューが注目される。なおサンパウロ市インテルラゴス・サーキットでのブラジルGPは、11月15日開催だ。

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