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日系5団体からの記念品を受け取る総領事
日系5団体からの記念品を受け取る総領事

福嶌総領事歓送会に200人=コロニア称え、涙で別れ惜しむ

 在聖総領事館の福嶌教輝総領事が5月に帰国するにあたり、歓送会が23日午後7時半よりブラジル日本文化福祉協会の多目的ホールで行われた。会場には日系5団体はじめ関係者ら約200人ほどが出席した。
 最後に福嶌総領事は流暢なポ語でスピーチを行った。冒頭では感極まり、言葉を詰まらせる場面も見受けられ、これまでの2年半に及ぶ任期を振り返った。「ブラジルの日系社会は世界一」だと称え、数多くの集団地を訪れた総領事ならではの、重みのある言葉を語った。
 出席者の顔を一人ひとり見つめながら、それぞれの思い出を語り、最後に日本語で「本当にありがとう」と感謝の言葉でしめくくった。
 本紙の取材に対し、総領事は「W杯や安倍総理の訪伯は非常に大きなイベントだったが、自分にとっては移住地を数多く訪れたことが最も重要だった」と語り、「遠いブラジルの地で本当の日本の精神を持つ日系社会の方々と交流することで、自分が日本人であることに誇りを持てるようになった」と振り返る。
 心残りな点として「在聖総領事館創設100周年や、ジャパン・ハウスの完成に立ち会えないのが非常に残念だ」と述べ、後任への期待を一層膨らませた。
 当日はサンパウロ州地方部の各地文協からも代表者らが参加した。歓送会はその後も遅くまで続き、福嶌総領事との別れを惜しむ声が多数聞かれた。

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