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東西南北

 20日付フォーリャ紙によると、ハダジ市長が昨年選挙時に掲げた政策目標の達成率の発表が、現実とあまりにかけ離れたものとなっているという。たとえば、市長の任期切れの2016年12月までに「150キロのバス道を設置する」という公約では、市は51・9%達成としているが、実際には2・3キロ、わずか1・5%しか作られていない。その他、「5万5千軒の家屋建設」では8・9%、「43件の基本医療施設(UBS)の設置」でも9・3%が実際の達成状況なのに、それぞれ45・2%、40%の達成と発表されている。市は「基準の違い」を主張しているというが、どういう〃違い〃か知りたいところだ。
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 スポーツ裁判所は20日、パルメイラスのミッドフィールダー、ドゥドゥが5月のサンパウロ州選手権の決勝、対サントス戦で審判にした暴力行為に対し、判事投票7―2で有罪となり、180日間の出場停止処分を言い渡した。これはドゥドゥが、同試合でレッドカード一発退場になったことに腹を立てた後に起こしたものだった。現在、全国選手権で6位と好調のパルメイラスとしては主力選手の半年の戦線離脱は痛く、すぐに控訴する構えだ。
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 サンパウロ州地裁はサンパウロ市に対し、2011年6月の大雨の際にサンパウロ市セントロのカンポス・エリーゼオスで、乗っていた自動車への倒木のショックで死亡したヴァルテル・シェンジ・カボルコさんの遺族に8万レアルの慰謝料の支払いを命じた。これは死の直接の原因となった木の他にも、複数の倒木があり、市の木に対するずさんな管理が見られたためという。

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