ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

 外交120周年の目玉企画である12日の花火祭り。午後8時10分打ち上げ開始、20分間で終了。一つ心配なのは帰りの交通状況だ。来場者数は会場規模を踏まえ、2万人を想定しているという。過去に同会場で花火大会を行なった際には、渋滞で目的地までたどりつけず、帰路も自宅到着が深夜になったこという〃被害者〃の声がチラホラ。CPTMの駅が近くにあるので、それを利用するのも手か。自家用車の的確な交通整理ができればよいのだが、さて今回はどうなることやら。
     ◎
 ブラジルに来てからというもの、季節を問わず、カビに悩まされている。しばらく使わない衣類をクローゼットにしまっておくと、乾季ですら人目を忍んで生えてくる。除湿機を置いて防腐剤をこれでもかと入れても駄目だった。何の対策も取らなかった知人の駐在員は「衣類の半分がやられた」と嘆いていた。梅雨期の日本のですら一度もなかったのに…。当地の蚊は無防備な外国人ほど襲うという冗談を聞くが、もしやカビも相手を選んでいるのか。ブラジル国民性ならぬ「カビ性」の研究がいりそうだ…。
     ◎
 先日、サンパウロ市ヴェラ・ビスタ区のペドローゾ街を歩いていたら、歩道にイーゼル(絵画用脚立)を立てて絵を描いている画家がいた。昨年来の自動車不況の煽りを受けて、米国車販売店が閉店し、少々寂れた雰囲気になっているところだ。「こりゃ、珍しい」と覗いてみると、モデルはなんと浮浪者の夫婦だった。モデル役の二人は楽しそうにニコニコ顔。モデル役は道端に溢れており、〃選考〃に困るぐらいだろう。確かにブラジル独特の絵になりそうだと、ユニークな発想に舌を巻いた。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 大耳小耳2017年5月20日 大耳小耳  柳誌『ぶらじる川柳』(ぶらじる川柳社)が213号を5月に発行した。《テーメルさん何とかしてよこの不況》(中山哲弥)と大統領に頼む作品を目にした日、皮肉なことにその本人が一番の苦境に立たされていた(詳細2面)。《冷蔵庫前にたたずみはて!なにを》(久保久子)を読んで、「私も、私も […]
  • 大耳小耳2020年4月17日 大耳小耳  日本政府は4月16日、緊急事態宣言の範囲を全国都道府県に拡大した。これまでは、感染への対応を重点的に進める「特定警戒都道府県」として、7都道府県(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡)を対象にしていた。今回新たに6都道府県(北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都)も加え、 […]
  • 大耳小耳2020年3月24日 大耳小耳  ブラジル日系熟連クラブ連合会の機関紙『ブラジル老荘の友』553号の俳壇(吉田しのぶ選)には、興味深い句が並んでいた。《ブラジルに慣れしも正月雪恋し》(寺田雪恵)には、その通りと膝を打った。《三つ日坊主と知りつつ求む日記帳》(岩崎ゆりか)にも共感。年末年始に何度も誓って書き始め […]
  • 大耳小耳2020年3月21日 大耳小耳  コロナ危機の影響で、水曜日からリベルダーデ日本広場の周辺が寂しくなっている。角にある丸海グループのコンビニ「MARUSO」は早々に一時閉店し、その向いの「喫茶店「89℃コーヒー・ステーション」も20日時点で一時休店になった。スーパー「丸海」や「ブエノ」、「海鮮」などは営業して […]
  • 大耳小耳2020年3月19日 大耳小耳  東京大学保健センターサイトによれば、新型肺炎の症状は以下の通り。 《★風邪の症状や37・5℃以上の発熱が4日以上続いている。(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます) ★強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。※高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2 […]