ホーム | コラム | 大耳小耳 | 東西南北

東西南北

 最高裁のリカルド・レヴァンドウスキー長官は19日、ラヴァ・ジャット作戦でエドゥアルド・クーニャ下院議長が有罪となった場合は議長職や議員職に止まりうるかと聞かれ、「同件に関する意見を述べる時期ではない」とした。しかし、同長官はすぐに「ただ、以前の件では有罪となったのに下院議員に止まろうとした理にかなわない人はいたが」と、メンサロン裁判時のジョゼ・ジェノイーノ氏(労働者党)らをほのめかし、有罪判決を受けた政治家が辞職しようとしないことに疑問を呈した。メンサロン裁判の際は政治家の裁きに甘い印象を残した同長官だが、その人をしてここまで言わせるクーニャ氏の今後はいかに?
     ◎
 サンパウロ市パウリスタ大通りは18日から、毎週日曜日を定期的に歩行者天国とすることとなったが、2週目となる25日は、国家高等試験(ENEM)の第2日目にあたるため、通常より歩行者専用時間を短くし、13時から17時(通常は9時から17時)のみとすることが発表された。試験会場に向かいたくても車が通れないのでは、さすがに受験生としては問題か。受験会場が同大通りに近い方は、事前に確認を。
     ◎
 きょう21日はサッカーのブラジル杯準決勝第1試合が行われる。サンパウロ州勢同士の対戦となるサンパウロ対サントスはサンパウロ市のモルンビ・スタジアムで、パルメイラスは敵地のマラカナン・スタジアムでフルミネンセと対戦する。サンパウロ州3チームは現在、全国選手権でもリベルタドーレス杯進出のG4枠をめぐって激しく争っているが、ブラジル杯も盛り上がりそうだ。

image_print