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6月 2016の記事一覧

熊本地震、支援に2万5千レ=援協が県人会に義援金手渡す

菊地会長(右)から義援金を受け取った田呂丸会長(左から3人目)(熊本県人会にて)

 援協の菊地義治会長は8日、熊本地震の被災者支援のため、同県人会を訪れて田呂丸哲次会長に義援金を贈呈。援協本部と日伯友好病院、サントス厚生ホームから供出されたもので、合計2万4528・05レアルと2万円が熊本県人会へ手渡された。 田呂丸会長は深い感謝の言葉を述べ、「送金にかかる税金で目減りしないよう、最も良い方法を選び、できる限 ...

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サンパウロ市26日、モジで来月末=キリストの幕屋生命の光

 サンパウロキリストの幕屋(木村喜代人代表)の「生命之光」上映会が、サンパウロ市内の山形県人会(Av. Liberdade, 486, sala 24)で26日午前10時から、モジ文協(Rua Presidente Campos Salles, 230, Vila Industrial)で7月24日午後2時から行なわれる。 映像 ...

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大耳小耳

 岐阜県人会の会報5月号が発行され、サンパウロ州グァラレマ市にできた体育館のことが紙面で扱われている。同市内の桜高森植民地にあるケイザブロウ・ホンダ小学校で、入植第1号の名を冠した「土田桂一体育館」が4月に落成したのだ。1960年に農業移住した岐阜県山県市出身の同氏を称えたもので、式典には孫や県人会役員、市長らも出席したそうだ。 ...

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ブラジル人女性が短歌集発表=啄木の世界に魅せられて

出版案内のため来社したネイデさん

 詩人・石川啄木の短歌の魅せる世界に心酔し、ブラジル人女性のネイデ・ロッシャ・ポルトガルさん(67)がポ語短歌集『トレス・テンポス―三つの時間』(中田みちよ訳)を出版した。これまでに俳諧集も20冊ほど出版しているが、短歌集は今回が初めて。 15年1月に東洋街の書店で石川啄木の歌集と出会い、人間の素直な感情を詠った啄木の世界に魅了 ...

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(14)

 リストはつづき、安保三次郎、安保ハツタル並びに安保ハルの子息、32歳、既婚者、日本人、秋田県出身、耕作人、仏教徒、ペレイラ・バレット駅在住。 安保キタロ、安保サブロ並びに安保ヤスの子息、22歳、未婚、日本人、秋田県出身、耕作人、バストス在住。三次郎とキタロは兄弟であった。 ついで平兵譽の名前がリストに挙がっている。善次郎(Ze ...

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森田、斉藤氏が新任=サ総領事館で人事異動

挨拶のため来社した(左から)斉藤三等理事官、森田領事、沼田副領事

 在サンパウロ日本国総領事館の人事異動のため、新任の森田聡領事(54)、斉藤良太三等理事官(23)があいさつのため来社した。 先月末、領事部に配属された森田領事は、在クリチバ総領事館からの異動。12年7月から同地に赴任し、外交120周年やパラナ日本移民百周年が重なった昨年は、日系社会の行事運営にも携わった。 05~09年以来、2 ...

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自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(24)

 そして「今日はおばさんいるかな」と文雄君が家の中を覗いている。すると返事もしないで顔を出した娘がいきなり、「まあ文ちゃん、今日はなにごと?」「ちょっと通りかかったもんで、声を掛けてみた。おばさんは?」「ここだよ。まぁー久し振りじゃないの。文ちゃん。お母さんやお爺ちゃんは元気かい?」と誠に親しみのありそうな会話に、太郎は親しみを ...

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ペルー版「神の手」? いやいや、ただの手

 サッカーブラジル代表は、12日のペルー戦でハンド(手)のゴールを決められ、審判は気づかず有効となった。その結果、コッパ・アメリカで八強にも残れないという大屈辱を味わった。 ブラジルサッカー協会の動きは速かった。ドゥンガ監督を解任し、国内屈指の名将チッチに新監督就任を要請。敗退からそこまで、わずか48時間の出来事だった。 もしペ ...

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【2016年移民の日特集号】テメル大統領代行の今後占う=暫定政権発足から1カ月=低支持率でも経済回復堅持

10日に聖市パウリスタ大通りで行われたジウマ擁護派のデモ(Paulo Pinto/AGPT)

 5月12日にミシェル・テメル副大統領(民主運動党・PMDB)が大統領代行となり、全閣僚が揃わぬまま発足した暫定政権も、誕生から1カ月が過ぎた。ジウマ大統領の罷免審議継続が決まった事で発足した同政権は、本当にブラジルを変えられるのだろうか。議会運営は滑り出し順調 テメル氏率いる暫定政権は、閣僚任命の時点でPMDBが唱えていた政治 ...

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【2016年移民の日特集号】大統領罷免問題=これは〝クーデター〟なのか?=論説=ジウマ側が見ようとしない現実=失政に学ぶ姿勢が未来に繋がる

大統領府でのイベントのたびに「私はクーデターの被害者だ」を繰り返したジウマ氏(Foto: Lula Marques/Agência PT)

 ジウマ大統領の罷免問題は、ブラジルの中での「左翼」対「右翼」の対立としても国際的に話題を呼んだ。「これは、左翼政権に反感を持つ者たちのゴウペ(クーデター)なのだ」「1964年の軍事クーデターのときも状況は一緒だったのだ」と労働者党(PT)支持者の左派は叫んだ。だが、本紙でここ数年、伯字紙の翻訳に従事しながら、ジウマ大統領をはじ ...

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