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東西南北

 連邦検察庁のデウタン・ダラグノール検事が22日に、バンデイランテス局のラジオのニュース番組で語ったところによると、ラヴァ・ジャット作戦で逮捕されている建設大手オデブレヒトの元社長、マルセロ・オデブレヒト氏が裁判にかけられた場合、罪状を合計すると、その刑期は2千年に及ぶ可能性があるとの見解を示した。もちろん、そんなに長く生きることのできる人間は存在しないため、求刑の際は「100年未満」になるだろうとのことだ。仮に100年未満になったとしても、よほどの減刑がない限り、終身刑と同義だろう。どれだけの罪状が重なったのやら。
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 17日にサンパウロ市イビラプエラ公園で行われたダンス・イベント「ロレジーニョス・ド・ベイジョ」で2件の強姦事件が発生し、ロレジーニョの開催が問題視されている。このイベントは、「恋人がいない人」を参加条件とし、恋の出会いの場を設けるということなのだそうだが、それだけに、見ず知らずの人物から危険な目にあう確率も必然的に高まると可能性もある。サンパウロ市内では同種のイベントが2月までにあと6件予定されており、うち4件はショッピング・センターでのゲリラ開催だという。
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 25日は、サンパウロ市の462回目となる誕生日、つまりは市制開始記念日ということになる。あくまで市の休みで、州や国全体のものではないが、月曜日ということで、サンパウロ市民にとってはクリスマスや元旦が明けて間もない時期に早くも3連休というのはうれしいところ。そして2週間もすれば今度はカーニバル。休み気分は抜けにくいか。

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