ホーム | 日系社会ニュース | 福島から発泡清酒が到着=ナガヤマで試飲会、今日から
(左から)武藤さん、曽我部事務局長、入江さん、川添さん
(左から)武藤さん、曽我部事務局長、入江さん、川添さん

福島から発泡清酒が到着=ナガヤマで試飲会、今日から

 福島県喜多方市から、一風変わった日本酒がブラジルに到着した。輸入されたのは創業200年以上の老舗・大和川酒造店による純米大吟醸スパークリング「珠泡」。シャンパンのように発泡させた新しい日本酒だ。
 同店から武藤啓一海外営業部長と、酒サムライ事務局員で輸出入業を行なう「SAPZIO IDEA」社の入江啓祐代表取締役が来伯した。入江さんによれば、「日本では日本酒を避ける傾向の女性などに親しまれている。新商品の提案から消費量を伸ばしたい」という。
 武藤さんは過去にJICAシニアボランティアとして当地に滞在し、喜多方市役所産業部マーケティング部長を務めた。それらの経験や人脈を生かし、ブラジルでの地酒PRに努めている。「継続が何よりも大事。県連日本祭りや、来年10月の県人会創立100周年を契機に普及を図っていきたい」と展望した。
 今日からレストラン・ナガヤマで試飲会を行なう。12日はサンパウロ市イタイン・ビビ店(Rua Bandeira Paulista, 369)で、14日から3日間はリオ店(Shopping Village Mall – Av. das Americas, 3900 – Loja 302)で開催する。

喜多方ラーメン祭りでも

 福島県人会(永山八郎会長)の『第9回喜多方ラーメン祭り』が21日午前11時から午後3時まで、同県人会館(Rua da Gloria, 721, Liberdade)で行なわれる。
 年2回行なう恒例行事。元市役所職員、武藤さんの管理・監督の元、今年も自慢の一杯を提供する。前売り券18(餃子付き25)レアル、当日券20(同30)レ。
 来社した曽我部威事務局長らは、「暑い時期のラーメンも乙なもの。喜多方の発泡清酒も試飲できるのでぜひ!」と呼びかけた。
 問い合わせは同県人会(11・3208・8499)まで。

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