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東西南北

 14日のサッカーのリベルタドーレス杯、パルメイラスはホームでのリーヴェル・プレート・ウルグアイとの試合で4―0と快勝したが、その前までの戦績がたたり、勝ち点差1でグループ・リーグ突破を逃した。伯国勢はコリンチャンスとグレミオ、アトレチコ・ミネイロが現時点で16強トーナメント進出を決めており、サンパウロは来週の試合いかんによって進出か否かが決まる。これでパルメイラスは聖州選手権に頭を切り替えることになるが、同選手権準々決勝の対サンベルナルド戦はジウマ大統領罷免投票の影響で、18日(月)夜となる。慣れない曜日での試合となるが、安全面を考慮したら最善策では。
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 今は、街を歩いても、テレビをつけても、どこでもジウマ大統領罷免か否かの話で持ちきりだが、そんな最中でも、テレビのニュースでは14日に起きた熊本県での地震について報じられ、熊本城の城壁が壊れた映像や、コンビニエンス・ストアの防犯カメラが捕らえた地震直後の様子が流された。伯国では2011年の東日本大震災の際も、一部で「日本より詳しいのでは」と言われるほど熱心に報道していた。今回もそれなりに関心が高かったか。
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 明日17日は、ご存知の通り、下院でジウマ大統領の罷免審議継続か否かの投票が行われる。これは、1992年9月29日にコーロル大統領に対して行ったもの以来となるが、言わずもがな、異様な雰囲気になることは確実。結果がどうあれ、度が過ぎた暴動が起きないことと、その結果が伯国の将来に良いものになることを願いたい。

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