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海外移住旅行社が破産=移民送り出した老舗企業

 東京商工リサーチ13日配信記事よれば、かつて伯国移住者を多く扱ってきた老舗の(株)海外移住旅行社(東京都港区)が4月26日、東京地裁より破産開始決定を受けた。
 「海外移住旅行社」は元々、移住を専門に扱う旅行業者で、移民を対象とした各種手続きの代行を務めてきた。《両国間の移住協定の発足に伴い海外興業(株)が閉鎖され、昭和33(1958)年10月に事業を引き継いで設立、ブラジルの領事館査証窓口の代行業務を行い、近年はブラジルを中心に南米ツアーや南米留学などの旅行企画・代理を行ってきた》とある。
 しかし、2011年の東日本大震災による旅行客や国内の外国人求人数の減少により厳しい状況に陥り、2015年10月には事業を閉鎖したという。最終的な債務整理手続きとして破産を申請し、今回の破産開始決定を受けたようだ。
 同社の名古屋支店は別会社を設立して「KIRツアー」のブランドを引き継ぎ、名古屋地区の顧客を対象に営業を継続している。
 なお同記事には「明治18年(1885年)、前身となる海外興業(株)として創業」とあるが、海外興業株式会社(KKKK)の前身は「東京シンジケート」で1910年7月に創立されている。

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