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素直にリオ五輪の合格点を喜びたい心境

 18日に無事パラリンピック閉会式が終わり、一大イベントが幕を下ろした。五輪準備期間から今まで、伯字紙の紙面などには多くの関連ニュースが掲載された。終わった後は「大会前の心配は杞憂に終わった。おおむね良い」という感想が多かった。「欧米メディアも結局は合格点をつけた」と当地では報じられている。
 ただし当地にいるからこそ、良い評価が強調されて聞こえて来る部分もあるのだろう。事実、コラム子の知り合いの日本人からは「五輪の選手も強盗にあったんだよね?」「聖火リレー中に火が消されたの?」という意地悪い質問ばかり。
 40以上の世界選手権大会を同時開催するのに等しい五輪、そして世界最大の障がい者スポーツイベント・パラリンビック。何一つ問題を起こさずに終えることは、どの国にとっても難しい。ブラジルが合格点を取れたことを素直に喜びたい。(雪)

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