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世界マスターズ陸上で活躍=井本さん、清水さんメダル=伯国勢13個中、日系5つ

左から2人目が井本さん、右から2人目が清水さん(大会の帰路、中東のアブダビ国際空港で乗り換え中に撮影)

左から2人目が井本さん、右から2人目が清水さん(大会の帰路、中東のアブダビ国際空港で乗り換え中に撮影)

 第22回世界マスターズ陸上競技選手権大会が10月26日から11月6日までオーストラリアのパースで開催され、世界91カ国・地域から4026人の選手が参加した。ブラジルからは約35人が駆けつけ、金メダル5、銀4、銅4で計13個を獲得し、国別メダル数で28位だった。うち同国の日系選手はアナスピ・ベテラーノ会(河崎義男会長)会員を中心に10人も参加し、2人がメダル計5つを獲得するなどの活躍を見せた。全13個中の5つであり、大健闘といえそうだ。

 井本澄子さん(78、二世)=聖市在住=は100メートル走で2位、円盤投げで2位、砲丸投げで3位と3つのメダルを手にした。投擲5種では惜しくも4位だった。
 「本番はあまり体調が良くなかった。100メートル走では世界大会初参加だったが、メダルが取れてとても嬉しい。円盤投げなど、普段の練習場所に困っている」との感想を語った。2大会目の参加で計7つのメダルを手にした。
 もう一人のメダル獲得者は清水弘さん(75、二世)=聖市在住=で、幅跳びと三段跳びで3位を獲得。「世界大会参加は6回目で、これでメダル数は総計4つ。次こそ金メダルを狙う!」と頼もしい一言。
 清水さんに上位入賞の秘訣を尋ねると、「陸上キチガイであることかな。三度の飯より陸上が好きなんだ。それが秘訣。それでも世界は難しいけどね」と謙遜した。
 なお日本勢(選手95人)は金24、銀20、銅20で計64個、国別で7位。ちなみに1位は地元オーストラリアで計469個、2位は米国で計169個だった。


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 世界マスターズ陸上パース大会の記録は公式サイト(www.perth2016.com)で閲覧できる。井本澄子さんの出場した100メートルW75区分では、1位が米国の76歳による15・56と脅威の記録。2位の井本さんは17・56だった。日本で高校生の100メートル走平均記録は14秒台半ばといわれている。70歳で15秒台なら1秒しか変わらない。素晴らしき老人パワーといえる。若年層も見習わなければ。

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