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東西南北

 29日はシャペコエンセの飛行機墜落事故で持ちきりだったが、とりわけ、同チームの拠点のサンタカタリーナ州シャペコー市民にとってはあまりにもやりきれない事故だ。ブラジルサッカーは昔から、サンパウロ、リオ、ベロ・オリゾンテ、ポルト・アレグレの強豪に戦力が集中する傾向がある。そんな中、南部のの人口僅か20万人ほどの町のチームが、10年足らずで全国4部から1部まであがった。ビッグタイトル獲得まであと一歩のところまで来ていたというのに、このような惨事で夢が絶たれてしまうとは。シャペコエンセとシャペコー市がこの悲劇を乗り越えることを願うばかりだ。
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 事故を受け、国内外のサッカー選手やクラブもシャペコエンセに追悼の意を表している。その中には、27日にシャペコエンセに勝って全国選手権優勝を決めたパルメイラスなども含まれ、セレソンからもネイマールやダニエル・アウヴェス、マルキーニョス、カゼミーロらがツイッターで哀悼の意を表した。アルゼンチンの英雄メッシは、つい最近、事故機に乗ったばかりでショックが大きく、ツイッターを連投して悲しみに暮れていた。
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 サッカーでの過去の飛行機事故としては、58年2月、ドイツのミュンヘンでマンチェスター・ユナイテッドの選手8人をはじめ23人が死亡した「ミュンヘンの悲劇」がある。また、死者の数では89年4月に英国のシェフィールドで起きたスタジアム崩壊による「ヒルズボロの悲劇」で観客96人が亡くなっているのが有名だ。

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