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和歌山、移住百周年へ準備着々=知事表敬、隣国の創立慶祝にも

仁坂知事(右)と面会した谷口会長

仁坂知事(右)と面会した谷口会長

 昨年が県人移住百周年とされるブラジル和歌山県人会が、先月末発行の会報第5号で、谷口ジョゼー会長による県知事表敬訪問などを報告している。百周年事業を見据えた今訪日ほか、在ペルー、在亜県人会が創立の節目を昨年迎えたことで、慶祝に訪れたことも伝えられた。
 当地への県人移住は、JICA資料などにより1916年が始まりとしている。サントス市議である中井貞夫さんの祖父、繁次郎が第1号だった。
 記念式典は10月29日に予定する。先立っては準備のため、谷口会長が昨年10月に仁坂吉伸知事を表敬訪問した。知事の式典出席に関しては、希望時期を伝えられ来伯するめどが立ったという。滞在中は中南米国際交流協会など、関係団体とも懇談の機会を持った。
 会長訪日の同時期には、他の南米諸国で活動する和歌山県人会も節目を迎えたようだ。在ペルー県人会は創立25周年となり、当地からも役員ら7人が慶祝に訪れた。在ペ県人会の佐藤セルヒオ会長らが一行を出迎え、日本食店で歓迎の昼食会で懇談。記念式典は一流ホテルで盛大に行なわれた。

在亜県人会が50周年を迎え記念写真に収まる式典参列者(ともに提供写真)

在亜県人会が50周年を迎え記念写真に収まる式典参列者(ともに提供写真)

 直後には在亜県人会が創立50周年を迎えた。慶祝のため谷口会長夫妻ほか、顧問を務める下本八郎元聖州議夫妻、宮下チエ子婦人部長らがブエノスアイレスに向かった。記念式典には前在聖総領事の福嶌教輝大使も訪れ、県庁、県議会などの慶祝団から祝辞のあいさつが寄せられた。
 3カ国への訪問を終え谷口会長は、「二世以降が主体となる県人会は、移り変わりの時期を迎えている」としつつ、「大切なのは日本文化の保持と県との交流である。創立62年を迎えた県人会がさらに60年後まで存在してほしい」と願いを込めた。
 会報では、青年部主催のバザーや年末の忘年会についても報告があった。なお新年会を兼ねた定期総会は今月29日に予定している。

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