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適材適所と刃物の研ぎと

 とある午後、「ブドウを頂いたから切り分けてくれる?」と頼まれた。鋏も置いてあると聞き、作業をしに行って、はたと考えた。置いてあったのは紙などを切る小型の鋏だったからだ▼この手の作業はお手の物の人が置いた道具だからと考えて作業を始めたが、茎が太くて切りあぐねるうちに、プラスチックの持ち手が壊れた。止むを得ずに別の鋏を探すも、周りにあるのは事務用のみ。大き目の鋏も壊れそうになったため、諦めて庭仕事用の鋏を買いに出た

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