ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 8日、サンパウロ市の電車網は大荒れの1日となった。まず午前7時30分頃、地下鉄1号線のチラデンテス駅の線路に犬が侵入し、その影響で同線が止まったため、同線と連結する3号線の循環まで乱れて、1時間ほど減速運転を強いられた。続いて昼前に、今度は2号線で運行中の電車のひとつで扉が開かなくなり、その車両の乗客が降車を余儀なくされた。そして夕方、CPTMのブラス駅で電気系統の故障が発覚したため、同10号、11号、12号線が停車。その後も1、2時間ほど、減速運転を強いられる事態が起きた。7日には3号線で脱線事故が起こったばかり。連鎖反応とはこのことか。
     ◎
 サンパウロ市内北部の2区5校の公立校で、調理人がおらず、きちんとした給食が提供できていないことは8日付本欄で報じたが、9日付アゴラ紙によると、大サンパウロ市圏のカラピクイーバとコチアの2市では、調理人どころか、清掃員さえいない学校が60校もあるという。こちらの場合も、8日に報じた件同様に、州と請負業者の間の契約更新がされていないために起きているという。子供たちが休みの間に、解決できなかったものなのか。
     ◎
 9日のサッカーのリベルタドーレス杯で、予選から参加しているアトレチコ・パラナエンセとボタフォゴが共に、対戦相手との本拠地、敵地での合計スコアで勝利した。例年ならこれでリーグ戦進出だが、今年から参加枠が増えたため、両チームは来週、再来週の水曜に、もう1チームと本拠地、敵地の2試合を戦わなければならない。長丁場だが、がんばってほしい。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • ブラジル社会面座談会=ざっくばらんに行こう!=独断と偏見でボルソナロ新政権占う=期待できるか、2019年!2019年1月9日 ブラジル社会面座談会=ざっくばらんに行こう!=独断と偏見でボルソナロ新政権占う=期待できるか、2019年! 【深沢】さてさて、今年も年末座談会の季節がやってきました。  去年末の大統領選挙予想の座談会は、みんな見事に大外しで、ある意味〃的中〃させたのは井戸君だけ(涙)。といっても「最悪の場合それもあり得るのは」というもので、結果的にそれが的中でした。 【井戸】いえ、僕の予 […]
  • 怨念が生んだ新政権の背景探る=29年目のジンクスは当たるか=ジャニオ、コーロル、ボルソナロ2019年1月7日 怨念が生んだ新政権の背景探る=29年目のジンクスは当たるか=ジャニオ、コーロル、ボルソナロ  「なぜ、そんな兆しさえなかったブラジルで、極右政権が誕生したのか」と問われたとしたら、「ルサンチマン(積もり積もった怨念)」と「ブラジル選挙の29年のジンクス」の2つが起こした〃時代的な化学反応〃を理由にあげる。この二つの事象は、いかにして窓際下院議員、陸軍予備役少佐 […]
  • 「餅は搗かれ叩かれ味が出る」=激動の年の暮れ、餅つき祭り2019年1月4日 「餅は搗かれ叩かれ味が出る」=激動の年の暮れ、餅つき祭り  大晦日のサンパウロ市風物詩、リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)が主催する第48回餅つき祭りが、31日午前9時からリベルダーデ日本広場で開催され、2万袋の紅白餅が配られたほか、グローボ局が昼のニュースSPTVで生中継した。  まず来賓らが順番に餅つきに […]
  • 独断と偏見で選んだ「110周年最大の遺産」2018年12月18日 独断と偏見で選んだ「110周年最大の遺産」  なんと早い1年だったか――予想はしていたが、まさに「アッという間」だった。5月にはトラックストという未曽有の大混乱があり、日本進出企業や日系地場企業も大打撃を受けた。それ以降、6月にサッカーW杯ロシア大会、7月に眞子さまをお迎えして日本移民110周年祭、8月から選挙運 […]
  • 東西南北2018年11月28日 東西南北  ジャイール・ボルソナロ次期大統領の三男で下院議員のエドゥアルド氏が26日、米国での外遊をはじめた。ワシントンDCで記者会見を行ったエドゥアルド氏は、「損なわれたブラジルの信用を取り返す」と、父の新政権について語った。同氏はさらに、その後に行われた米国の政府関係者との会議でベネ […]