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移住百周年の調査に協力を!=和歌山が初期移民とコーヒー求む

 和歌山県人会(谷口ジョゼ眞一郎会長)が10月29日に行う『県人移住100周年記念式典』に先立って、初期移民や県系人が栽培するコーヒー豆を探している。
 昨年10月、式典準備のため和歌山県庁を訪問した谷口会長は、県知事らを式典に招待したほか、関連団体にも訪れ多くの県民来伯を呼びかけた。またペルー、亜国、米国、メキシコからも参列者を期待し、会場のサンパウロ州議会には3、400人が集る見込みだ。
 式典では県知事から初期移民への感謝状授与も予定している。そのため県人会は1912~1917年に移住記録が残っている子孫らを探している。初代移住者名前、着伯年は本面の「初代和歌山県民移住者リスト」を参照のこと。
 さらに同県御坊市のコーヒー販売者が、和歌山県系人が栽培したブラジル産の生豆を探しているという。同販売者は、「県系人の方が栽培した豆の輸入を開始したい。式典の時に発表できれば」と期待している。
 谷口会長は「知り合いで該当者がいる方も、ぜひご連絡を」と呼びかけている。
 2件に関する問い合わせは同県人会(電話=11・3208・9683、メール=wakayamakenbr@gmail.com)まで。

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