ホーム | コラム | 樹海 | 《ブラジル》公立学校の外国人児童に自閉症が多い?

《ブラジル》公立学校の外国人児童に自閉症が多い?

サンパウロ市の市立校(左)、州立校(右)で急激に増える外国人児童。なぜか「日本人」も(エスタード紙3月19日付紙面より)

サンパウロ市の市立校(左)、州立校(右)で急激に増える外国人児童。なぜか「日本人」も(エスタード紙3月19日付紙面より)

 エスタード紙3月19日付《教室の中の移住、自閉症ではない》との記事を読んでいて、なんだか胸が苦しくなった。ここ5年でサンパウロ市内の公立学校への外国人児童の編入が急激に増え、彼らが教室で「シン」と「タ・ボン」しか言わず、試験も零点を連発しているという▼市立小中学校では外国籍児童が2012年に2419人だったのが、16年には4136人と71%増に、州立校では4513人から5429人へと20%も増えた。特に多いのがリベルダーデの下町グリセーリォ、ボン・レチーロなどセー地区周辺だ

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について