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ブラジル軍=ハイチへ最後の部隊飛び立つ=次はアフリカ行きの要請も

ハイチに向かったブラジル軍兵士たち(Tereza Sobreira)

ハイチに向かったブラジル軍兵士たち(Tereza Sobreira)

 ブラジルから、ハイチの治安維持、安定化の目的で派遣される最後の部隊、第26分遣隊が1日にサンパウロ州カンピーナス市のヴィラ・コッポス空港から飛び立ったと、2日付現地紙が報じた。
 第26分遣隊250人は国連ハイチ安定化ミッションの一員として派遣され、ハイチ政府に円滑な統治権の委譲を行う。
 アロイジオ・ヌネス外相も現地に赴き、第25分遣隊から、第26分遣隊への引継ぎ式に参加する。第26分遣隊は今年末までにその任務を終える予定だ。
 ラウル・ジュングマン国防相によると、国連からは既に、外務省を通じて、別の地帯へのブラジル軍派遣を打診されているという。
 同国防相は、次なる派遣先は、2013年から内戦状態が続いている中央アフリカ共和国だろうとの見解を示した。
 中央アフリカで求められる任務は、政情安定化と大地震からの復興が中心だったハイチと違い、平和維持のために武力を必要とする場面が生じる可能性が高い。
 だが、ハイチでの活動でも、ブラジル軍は犠牲と無縁ではありえなかった。06年にはバセラー大将が現地で自殺し、15年にはジョゼ・ジャボランジー・フィーリョ大将が、生まれたばかりの孫の姿を見るためにマナウスに向かっていた飛行機の中で心臓発作を起こして亡くなっている。2010年のハイチ地震でも16人のブラジル兵が命を落としたし、その他の事故で死亡した隊員もいた。
 ハイチ安定化ミッションは開始から13年を数え、ブラジルのほか、アルゼンチン、チリ、カナダ、エクアドル、米国、スペイン、フランス、グアテマラ、インド、パラグアイ、ペルー、スリランカ、ウルグアイなど、21カ国が参加。同ミッションの指揮は当初から、ブラジル陸軍司令官がとってきた。

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