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《サンパウロ市》特別機動隊が10代の若者殺害=ファヴェーラの住民が猛抗議

 27日午前、サンパウロ市中央部のファヴェーラ、モイーニョで軍警の特別機動隊(ROTA)が18歳の青年を殺害し、住民が抗議運動を行った。28日付現地紙が報じている。
 亡くなったのはレアンドロ・デ・ソウザ・サントスさんだ。ROTAは同日、麻薬密売や、自動車や携帯電話の強盗の取り締まりを行っていたが、レアンドロさんは軍警を見るや走って逃げ、隣家に駆け込んで身を隠そうとした。後を追った軍警は、台所で銃の撃ち合いとなり、レアンドロさんが被弾した。軍警はレアンドロさんを病院に連れて行ったが、手遅れだったという。

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