下院憲政委員会(CCJ)は4日、検察庁がテメル大統領を収賄疑惑で告発した問題に関する報告官として、セルジオ・スヴェイテル下議(民主運動党・PMDB)を選出した。テメル大統領と同じ政党ではあるが、連邦政府に対しては「中立の立場」とされており、展開の読みにくい結果となった。5日付現地紙が報じている。
スヴェイテル氏はリオ州選出下議で、エドゥアルド・クーニャ前下院議長(現在逮捕中)と同党・同州の下議だが、下院最大党のPMDBの中では「独立派」とされている。当選も2期目で、政治家としての実績はまだ短い。