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《ブラジル》国家治安維持部隊の3州での駐留、年末まで延長=国家公共保安計画、来年は200都市でも実施

国家治安維持部隊(参考画像 - Arquivo/Agência Brasil)

国家治安維持部隊(参考画像 – Arquivo/Agência Brasil)

 今年2月からリオ・グランデ・ド・スル州、リオ・グランデ・ド・ノルテ州、セルジッペ州に駐留していた国家治安維持部隊の駐留期間を、今年の12月31日まで延長するとの布告が、22日付官報に掲載されたと、同日付現地サイトが報じた。
 2月20日付で承認された国家治安維持部隊の派遣は当初180日を期限としていたが、必要に応じて延長できることになっていた。
 今年に入ってから、複数の州で刑務所内暴動が続発したのを受け、連邦政府は1月中旬に国家公共保安計画を策定した。
 各3州の州都、ポルト・アレグレ、ナタール、アラカジュの各市は同計画第一弾に選ばれ、今年2月に国家治安維持部隊が派遣された。国家公共保安計画では、来年以降、国家治安維持部隊の派遣先を各州州都周辺の約200都市に拡大する意向だ。
 国家公共保安計画では、国家治安維持部隊増援で補強された警察が積極的に外に出て、犯罪者とその予備軍にその存在を知らしめると同時に、司法面や鑑識のサポートも補強し、殺人、特に女性を狙った殺人や暴力を減らす事や、武器、薬物の密売を行う組織犯罪との闘いを優位に進める事を意図している。
 国家公共保安計画の責任官庁である法務省によると、同計画の主要目的の一つは、連邦警察や連邦道路警察、軍警、市警と諜報機関、刑務所管理機関を統合した諜報本部を作る事だ。諜報本部設置は、現場の警察官の効果的な配備や作戦実行に役立つ、犯罪情報が即時更新される地図作成のための第一歩だ。

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