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リオ=ロッシーニャで銃撃戦=麻薬密売組織の内部抗争で

17日の銃撃戦を受け、18日に警察の捜査も行われたロッシーニャのファヴェーラ(Marcelo Casal Jr./Arquivo Agência Brasil)

17日の銃撃戦を受け、18日に警察の捜査も行われたロッシーニャのファヴェーラ(Marcelo Casal Jr./Arquivo Agência Brasil)

 17日にリオ市南部のファヴェーラ、ロッシーニャで麻薬密売者同士の銃撃戦が起き、少なくとも1人が死亡。さらに18日にも軍警による捜査で再び銃撃戦が繰り広げられて1人が死亡するなど、予断を許さない状態となっている。18日付現地紙、サイトが報じている。
 現場となったのはリオ市南部のファヴェーラ、ロッシーニャで、犯罪組織構成員同士の銃撃戦は17日未明に起きた。
 この銃撃戦では少なくとも1人が死亡した。警察の発表では、犠牲者には殺人未遂と麻薬密売の前科があったという。
 ただ、住民たちがインターネットに寄せた情報によると、ファヴェーラ内にはその他の死体も転がっており、その一つは炭化していたという。
 この銃撃戦は、麻薬密売組織の内部抗争として起きたと見られている。この地区はアミーゴス・ドス・アミーゴス(ADA)という犯罪組織が支配している場所だ。
 なお、ADAは銃撃戦だけでなく、同地区の入り口部分にある平和維持警察隊(UPP)への攻撃も行った。
 リオ州政府は8月下旬に、UPP担当の軍警の数を30%減らすと発表しており、こういった治安政策後退が密売者らの活動を活性化させている可能性がある。
 これを受け、軍警と市警は、翌18日午前5時から、400人を動員して、銃撃戦参加者の捜索などを行った。昼過ぎの段階では、警官との銃撃戦で男性1人が死亡し、住人3人が怪我をしたことと、犯罪者2人の逮捕が確認されている。
 ロッシーニャ地区は、高級住宅地区として知られるバラ・ダ・チジュッカにも近い。そこでは現在、約50万人近い動員が見込まれ、州外からの観光客も多いイベント、ロック・イン・リオが開催されているが、警察は17日に、同市南部やバラ・ダ・チジュッカ地区へは必要以外の外出を控えるよう呼びかけた。

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