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 サンパウロ州会計検査院(TCE)が発表したデータによると、同州で行われている公的な建築事業のうち、全体の20%にあたる47件は工事が中断したままだという。TCEによると、サンパウロ州では212市で234の建築事業が行われているが、そのうち、完成にこぎつけたのは77件で、工事中が110だったという。工事が中断された47の事業のうち、半分の24件は放置状態だといい、正当な理由での中断は10件に過ぎないという。中断物件の中には、学校や保健機関といった市民生活に不可欠なものも含まれているという。こうしたところから、行政をよくしていきたいところだが。
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 5日付の伯字紙によると、サンパウロ市の公営墓地では、今年の1月から5月に、実に542件の盗難事件が発生したという。月に直すと毎月108件、1日平均で3・6件起こっている計算になる。最も狙われているのは市中央部のコンソラソン墓地の200件で、南部のヴィラ・マリアーナ墓地も193件と圧倒的に多い。少なくとも日本には「墓地を荒らすと、ご先祖様の罰があたる」ようなイメージがあるのだが、ブラジルではそれは通用しないのか。
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 5日付現地紙によると、現在工事が止まっているサンパウロ市地下鉄6号線の工事が来年1月に再開することが決まったという。州の説明によると、中国のチャイナ・レイルウェイ社と日本の三井が資本参加することになったためだという。もし、これで予定通りに順調にことが進めば、完成は2021年の11月頃になるというが、果たしてそううまくいくか。

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