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《ブラジル》福島県人会創立100周年=母県から内堀知事ら18人訪問=「200年へのスタートライン」

100周年を祝い乾杯(左から大山相談役、三木副会長、内堀知事、永山会長、杉山県議会議長)

100周年を祝い乾杯(左から大山相談役、三木副会長、内堀知事、永山会長、杉山県議会議長)

 ブラジル福島県人会(永山八郎会長)は、『ブラジル福島県人会創立100周年記念式典』を22日、北海道協会会館で開催した。日本から訪問した内堀雅雄知事、杉山純一県議会議長ら慶祝団18人のほか、野口泰在サンパウロ日本国総領事、野村アウレリオ・サンパウロ市議、西本エリオ・サンパウロ州議らも出席し、約300人が同県人会の節目を祝った。

 

 式典は曽我部威実行委員長による開会挨拶で始まり、サンパウロ州軍警音楽隊の演奏で日本、ブラジル国歌を斉唱。その後、先没者に一分間の黙祷を捧げた。

 挨拶に立った永山会長(83、いわき市)は21日にジャパン・ハウスで福島県の復興活動についてのセミナーが行われたことに触れ、母県が東日本大震災の被害から目覚しい復興を遂げていることを報告した。

 また、県人会の節目について「先輩諸氏が数々の苦難を乗り越え、福島県人会がここまで来たことに感謝。今日は200年に向かってのスタートライン。100年後に向けて、皆さんと共に頑張っていきたい」と述べた。

 内堀知事(53、長野県)は「福島は今秋を迎え、空は澄み渡り田んぼは黄金色に、山々は鮮やかな朱色に染まり色彩豊かな表情を見せている。福島はいつまでも皆さんの故郷(ふるさと)。皆さんのお越しをお待ちしています」と語りかけた。

 その後、杉山県議会議長、野口在サンパウロ総領事らが祝辞を述べ、JA全農福島、羽藤ジョルジ・サンパウロ市議からの祝電が代読された。

 高齢者表彰では受賞者の16人を代表し小島友四郎さん(84、郡山市)、功労者・特別功労者表彰では宮谷てるこさんが代表して、内堀知事から賞状と記念品を受け取った。

 記念品、寄付金贈呈では、内堀知事と永山会長らが記念品を贈り合うなどした。また、内堀知事と杉山県議会議長から日系3団体へ寄付金と記念品が贈られ、留学生、研修生OB謝辞では猪狩ユキさんが日ポ両語で留学生・研修生の受入れに感謝を述べた。最後に会場全体で「ふるさと」を斉唱、閉会となった。

 式典後の祝賀パーティーでは内堀知事、杉山県議会議長、長山会長、三木アメリゴ副会長により、福島県喜多方市の大和川酒造店(佐藤和典取締役社長)の「弥右衛門」を使った鏡開きが行われた。大山義夫相談役が音頭をとり会場全体で乾杯、懇親の場となった。

 高齢者を代表し登壇した小島さんは、1957年に移民したことを話し、「今年で移民して60周年。もうなにも貰うものはないと思っていたが、知事から表彰状を受け取り、驚くとともに嬉しい」と喜びを表した。

 祝賀パーティーでは海藤グループによる福島県の民謡発表やサンバショーが披露された。その後、長山会長、内堀知事、杉山県議会議長によりケーキカットが行われた。

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