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《ブラジル》倫理法人会=南米支部第1号、聖市に設立=「ブラジル中に倫理を普及して」

認可書と行動旗を受け取った須郷会長、マノエル・アウグスト・セメド専任幹事長

認可書と行動旗を受け取った須郷会長、マノエル・アウグスト・セメド専任幹事長

丸山理事長らと執行部が元気に記念撮影

丸山理事長らと執行部が元気に記念撮影

 サンパウロ倫理法人会(須郷清孝会長、70、二世)の設立記念式典が5日、同市内のチボリ・ホテルで開催された。式典には当地会員のほか、日本の一般社団法人倫理研究所の丸山敏秋理事長(64、東京都)、同研究所国際事業部の伏木久登部長、日本の法人会員ら約10人、米国南カリフォルニア支部からも4人が駆けつけ約100人で設立を祝った。

 

 

記念講演する丸山理事長

記念講演する丸山理事長

 2000年1月、久保田喜美子さんの呼びかけにより個人会員で構成されるサンパウロ支部(後のブラジル倫理の会)が山田充伸氏を支部長として立ち上げられた。10年に須郷さんが2代目会長に就任。

 13年に企業朝礼で活用する倫理研究所の「職場の教養」がポ語翻訳され会員に広まった。須郷会長は今年3月に日本の研修会に参加し、ブラジルの倫理法人会設立を決意した。帰国後にサンパウロ市倫理法人会設立委員会を立ち上げ、モーニングセミナーを始めた。

 午前10時に始まった式典では日本とブラジル両国歌斉唱後、猪俣登美子事務長が設立までの経過を報告した。丸山理事長から須郷会長らに認可書、青地に倫理法人会のマークが印刷された行動旗が授与されるなどした。

 

参加者全員で記念撮影

参加者全員で記念撮影

 出席した来賓祝辞のほか、ジョアン・ドリアサンパウロ市長、亜細亜台湾企業倫理促進会の大島ヒロ会長からの祝電が読み上げられた。

 式典後は丸山理事長により講演「大転換の時代に躍進する倫理経営と倫理法人会について」が行われた。「伝統的な日本人に会えるのでサンパウロ市に来るのは楽しみ」とブラジル訪問に喜びを見せた丸山理事長は純粋倫理、法人会の特色などを紹介。最後に「万人幸福の栞と共に皆さんとより良い世界を作っていきたい。ブラジル各地に倫理法人会ができることを祈る」と会員らを鼓舞した。

 祝賀会で須郷会長は「今日撒かれた小さな種を大事に育てていきたい。倫理をブラジル中に広げましょう」と呼びかけ、会員らが大きな拍手で応え、倫理研究所から設立祝い金が渡された。

 乾杯の音頭は南カリフォルニア倫理法人会の飯田隆会長が取り、懇親の場となった。

 出席していたサンパウロ州医療発展協会(SPDM)のロナウド・ラランジェイラ会長(61)は「ブラジルで6番目に多い職員数を抱える医療関係組織の役員をしているが、今日語られたことは全国に広げるに値する内容だ。ぜひ普及してほしい」と設立を熱烈に歓迎する挨拶を述べた。

 「20年来の知り合い」という間部よしのさんから丸山理事長に間部学画伯の版画が贈られ、丸山理事長は「移転した新事務所に飾らせて頂く」と喜びを見せた。

 最後に倫理法人会の歌「夢かぎりなく」を会場全体で合唱し、会の発足を祝った。

 

 

 

 

 

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 サンパウロ倫理法人会設立式典で「なにか決定するときに、信者ではないが、生長の家の教えを参考にすることもある」と語る部品製造会社経営のヤダ・ダリオ社長(54、三世)に会った。同社長によると、何度も大きな決断を迫られる企業家にとって、なんらかの行動指針を持っておくと決断しやすいらしい。「政治、経済、倫理的な危機に陥っているブラジルで、宗教ではなく哲学的な教えを与える倫理法人の会は親しみやすい。普及するのでは」との予想を述べた。倫理法人会の活動に期待?

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