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3月 2018の記事一覧

どこから来たの=大門千夏=(64)

 欲張り男! ケチ! ブオトコ! いじわる!…自分の財力のなさは棚に上げ、ありとあらゆる雑言を並べ、はけ口とする。悔しくて、腹が立って、何時までも物欲ならず首飾慾にとらわれて頭から離れない。いろいろな発掘品の首飾りが五〇本並べられている様を想像して涙が出るほど悔しい思いをした…いや本当は今もしているのだ。  自分には発掘品の「首 ...

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ブラジルのネット上の「嫉妬」にウンザリ

マリエーレさん追悼集会に参加する人たち(Fernando Frazão/Agência Brasil)

 先週の半ば以降、ブラジルでは、14日に衝撃の殺害事件で世を去ったマリエーレ・フランコ・リオ市議があらゆるメディアのニュースを独占し続けている。「ファヴェーラが生んだ、人権運動の若き女性闘士」ともなればブラジルでの黒人やマイノリティへの受けは抜群で、今やその波はアメリカをはじめ世界的にも及びつつある▼だが、彼女が「新たな時代の英 ...

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リオ州=1月の臓器移植は月別件数最多の129件=2月の心臓移植は、昨年全体の3分の1

 リオ州保健局が行っている臓器移植推進プログラムによる今年1月の臓器移植件数は129件で、2010年に同プログラムを開始して以来、最大件数を記録したと同州政府が21日に発表した。  129件という数字は、昨年1月の70件から比較すると、84%の増加率だ。  リオ州政府は、「今年1月は、臓器や角膜の移植件数が最大だった。2月の心臓 ...

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《ブラジル》テメル大統領=コロンビア大統領と会談=ベネズエラ人流入問題で=ロライマでは同国人排斥も=殺人事件で状況が更に悪化

ブラジリアに到着したサントス大統領を迎えるテメル大統領(右、Antônio Cruz/Agência Brasil)

ブラジリアに到着したサントス大統領を迎えるテメル大統領(右、Antônio Cruz/Agência Brasil)  テメル大統領とコロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領が20日、ブラジリアで首脳会談を行い、ベネズエラ人の大量流出(両国にとっては大量流入)がラ米諸国に混乱をもたらしているとの認識を明らかにしたと21日付ブ ...

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《ブラジル》PSDB大統領候補はアウキミンに=社会保障制度改革を最優先=コーディネーターにタッソ上議

20日のアウキミン氏(José Cruz/Agência Brasil)

20日のアウキミン氏(José Cruz/Agência Brasil)  民主社会党(PSDB)は20日、ブラジリアで党中央執行部会を開き、ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事を同党の大統領候補とすると正式に発表した。アウキミン氏は社会保障制度改革に重点を置くことなど、自身の公約も掲げた。21日付現地紙が報じている。  ア ...

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《サンパウロ市》秋の初日に大嵐が発生=各所で水害、死者も2人

 暦の上では秋となったばかりの20日午後、サンパウロ市を猛烈な雨が襲った。市内各所で水害が発生し、高齢女性と赤ん坊の2人が亡くなると共に、少なくとも6人の負傷者が発生したと、22日付現地各紙が報じた。  この大雨は、残暑の空気に寒冷前線がぶつかって発生したもので、多くの建物が倒壊し、62本の樹木も倒れた。  大水によって冠水し、 ...

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《ブラジル》最高裁=ルーラの人身保護令の審理を本日実施=刑執行か否かの重要判断に

 最高裁のカルメン・ルシア長官は21日、ルーラ元大統領に対する人身保護令適用を認めるか否かの審理を、22日に急遽行うと発表した。ルーラ氏への刑執行の時期はこの判断に大きく委ねられることとなる。21日付現地サイトが報じている。  ルーラ氏は1月24日に、2審にあたる連邦第4地域裁(TRF4)で収賄と資金洗浄の罪で12年1カ月の有罪 ...

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《ブラジルトヨタ》エタノールのハイブリッド車をテスト=「世界で最もクリーン」と中南米地区CEO

 これまでのハイブリッド車は、ガソリンと電動機を併用することで、電気自動車の欠点である低出力をガソリンエンジンで補完し、排出ガス削減と実用性の両立を実現していた。  だが、ブラジルトヨタは19日、ガソリンの替わりにエタノールを使えるエンジンと電動機を併用して走るハイブリッド車、プリウス・フレックスのテスト走行を始めたと20日付現 ...

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東西南北

 20日、ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事はブラジリアで行われている「第8回世界水のフォーラム」に参加し、スピーチで「2014~15年の水危機の際、カンタレイラ水系で使用した未開水域からのくみ上げ用ボンベが、現在、北東部の旱魃対策に使われている」と発言し、自身の水危機対策の手柄として話した。確かに、カンタレイラの危機を断 ...

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「和太鼓でカーニバル出たい!」=バイーア州「和同」10周年=(上)=手違いで審査会に出席できず…

ヘピニキを叩く砂田さん

 「来年こそはサルバドールのカーニバルで和太鼓を叩く」――。バイーア州都の和太鼓チーム「和同」は、日系社会のみならず様々な一般イベントに招待され、地域に愛される団体として活動している。結成10周年を記念し、今年2月のカーニバルに出場することを目標に掲げ、昨年から1年間かけて練習を重ねてきた。しかし市からの資金援助を受けるための審 ...

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