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■訃報■コロニア歌人 藤田朝壽さん

 サンパウロ新聞歌壇や老荘の友で選者を務めていたコロニア歌人・藤田朝壽さん(歌号「藤田朝日子」)が1月4日、スザノ市内病院で老衰のため亡くなっていた。享年93。
 藤田さんは、1924年愛知県北字和群日吉村に生まれ、34年渡伯。チエテ移住地に入植し、棉作に従事。49年にはパラナ州ウライ群に移住し、珈琲栽培に従事した後、72年からはスザノ市郊外に移住。以来、果樹栽培に従事した。
 18歳の頃、志津野華絵女子に就き作歌の指導を受けて以来、写実短歌を詠み続け、明治神宮献詠短歌大会では特選に輝くなど評価を受けた。
 91年からは、日本の短歌結社誌「まひる野」に入会して切磋琢磨し続け、15年には亡き妻に捧げた自選歌集『赭き大地を』を刊行していた。

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