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東西南北

 2月末のブラジルに、降って沸いたような「北朝鮮最高指導者のブラジル偽造パスポート使用疑惑」。今現在、ただでさえ、その言動が世界的な話題になりやすい金正恩氏だが、それがブラジルと結びついたのだから、やはり驚きだ。しかも、そこでの名義は「生粋のパウリスタのジョセフ」という、本物の金正恩氏からは想像できないプロフィール。これからの数日間は、ブラジルでも、これを題材にしたジョークの合成画像の数々が出回りそうだ。それにしても、20数年前でも父の金正日氏は世界的に有名な存在だったのに、こうも簡単に偽造パスポートが作られていたとは。外務省は厳重に対策を練った方がいいだろう。
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 2月のサンパウロ大都市圏は少雨に終わり、カンタレイラ水系で95ミリ、アウト・チエテやグアラピランガでは50ミリ台といった低調さだった。ただ、そこまでの小雨だったにも関わらず、1月末から2月末にかけて、カンタレイラが50%から52・4%、アウト・チエテが57・9%から59・2%、グアラピランガが71・6%から76・4%と、水位は上昇を記録したから不思議だ。雨季は今月が最後。もう少し水位をあげて乾季に備えたいところだ。
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 2月27日から、サッカーのリベルタドーレス杯のグループ予選がはじまった。ブラジル勢は、昨年覇者のグレミオがウルグアイのデフェンソールと1ー1で引き分け。クルゼイロがアルゼンチンのラシンに2―4で敗れるなど、ほろ苦い幕開けとなった。ブラジル勢が優勝に絡むと俄然盛り上がる大会なので、健闘を祈りたい。

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