6日、高等裁判所(STJ)で、ルーラ元大統領が刑務所での服役を逃れるために提出した、人身保護令適用を巡る審理が行われ、判事投票5―0で要請が却下された。これで、ルーラ氏が刑務所に入るか否かは最高裁(STF)の判断次第ということになった。7日付現地紙が報じている。
この日の裁判は、同裁第5小法廷の判事5人によって行われた。最初に票を投じたのは、STJのラヴァ・ジャット作戦報告官のフェリックス・フィッシャー判事だ。同判事は「さらなる抗告の可能性はあるが、連邦第4地域裁(TRF4)での第2審への控訴審が終わった時点で、ルーラ氏が実刑を受けることには何の違法性も存在しない」と語り、人身保護令適用を認めなかった。