最高裁は13日、民主運動〈MDB〉党首で上院政府リーダーのロメロ・ジュカー上議に対する起訴状を受理することを決めた。これにより、同上議は収賄と資金洗浄の疑惑で被告となった。最高裁がオデブレヒト社幹部らの報奨付証言〈デラソン・プレミアーダ〉を基に政治家を被告とするのは今回が初めてだ。14日付現地紙が報じている。
ジュカー氏を被告としたのは最高裁第1小法廷だ。報告官をつとめたのはマルコ・アウレーリオ判事で、ロドリゴ・ジャノー前検察庁長官からの起訴状を受け付けたいとする同判事の意向に、欠席したルイス・フクス判事以外の3判事全員が賛同して決まった。