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米国がブラジルに鉄鋼輸出量制限を通告=「受け入れるか高関税か」=交渉期限の4月末に突然=「合意はしてない」とブラジル政府

ブラジル鉄鋼産業は、米国の思惑に翻弄されている(参考画像・PAC)

ブラジル鉄鋼産業は、米国の思惑に翻弄されている(参考画像・PAC)

 【既報関連】ブラジルから米国に輸出される鉄鋼製品に輸出量制限が半ば一方的に課せられたと、3日付ブラジル各紙が報じている。これは今年の3月初めに米国トランプ大統領が、「鉄鋼、アルミ製品の関税を大幅にアップさせる」と世界に向けて一方的に宣言した後、ブラジル、米国両政府間で行われた交渉の結果だ。

 ブラジルは、米国から「4月いっぱいまでは関税をかけない」と猶予を引き出し、粘り強く交渉を続けてきたが、期限の終わり間際に、米国商務省から「輸出量制限を受け入れるか、鉄鋼25%、アルミニウム10%の関税を受け入れるか、どちらか」との最後通告が入った。

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