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熟連が盛大に芸能祭開催=稽古重ね、披露して長生き

「遠くからも集まって、みんなが顔を合わせて親睦を図る良い機会」と挨拶する上野会長

「遠くからも集まって、みんなが顔を合わせて親睦を図る良い機会」と挨拶する上野会長

 ブラジル日系熟年クラブ連合会が主催する第42回芸能祭(中川浩巳実行委員長)が7月29日(日)、聖市の静岡県人会館で行われた。200人以上が出演し、普段顔を合わせない支部員同士が交流を深めるなど、和やかな一日を過ごした。
 午前8時半からサンベルナルド松寿会の民謡発表から始まり、個舞、団舞、コーラス、寸劇、楽器演奏、表現体操など71演目が午後4時ごろまでかけて披露された。
 11時15分からは式典となり、上野美佐雄会長が「日頃の練習の成果を存分に発揮してもらっており、110周年にふさわしい盛大な芸能祭になった」と語った。野口泰在聖総領事は「皆さんのように趣味をもって健康的に長生きする生活モデルを、ブラジル社会に広げることによって更なる貢献を」と挨拶した。
 ブラジル日本民謡協会の塩野彰会長も「この舞台に立つために毎週仲間と顔を合わせて稽古を重ねることが大事。それを続けることが元気に楽しく長生きする秘訣」と舞台から語りかけた。
 参加団体「叙情歌の集い」の黒木慧代表は本紙取材に、「これに参加するのが皆の楽しみ。僕ら高校卒業してすぐ渡伯しているから小中学校で歌った唱歌が一番しっくりくる。一世の郷愁を癒すのに最適」と集いへの参加を勧めた。これは毎月第3土曜日昼12時半から、聖市の宮崎県人会(リベルダーデ大通り486番22号)のサロンで行われている。

所狭しと表現体操を披露する皆さん

所狭しと表現体操を披露する皆さん

 ジュンジャイーから見に来ていた田中恵美子さん(75、二世)も「来たのは2回目よ。歌も踊りも大好きだから、とても楽しみ」と笑顔で語った。
 上野会長によれば連合会直接の会員だけで2800人もおり、加えて46の支部がある。「合計すれば5、6千人の会員になるのでは。今年は支部の名簿を集めて統計をとりたい」とのこと。「この芸能祭は、カラオケ大会、ゲートボール大会と並んで熟連3大行事の一つ。遠くからも集まって、みんなが顔を合わせて親睦を図る良い機会。皆さんせっかく習い事をしているんだから、こういう大舞台で披露して」と語った。

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