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パラナ州軍警=心理テストで「男らしさ」測定=「差別ではない」と声明文発表

昨年12月、パラナ州都クリチーバでの特別警備にあたる同州軍警(Soldado Feliphe Aires)

昨年12月、パラナ州都クリチーバでの特別警備にあたる同州軍警(Soldado Feliphe Aires)

 ブラジル南部のパラナ州軍警は新規採用枠16人の募集を13日から始めたが、選考時の心理テストで測定される72の基準の中に「男らしさ」という項目が含まれている事が分ったと、14日付現地紙が報じている。

 当初、軍警は「志望者は『並以上の男らしさ』を備えていなくてはならない」としていた。「暴力的な情景に心が乱れない」「感情的になりにくい」「ロマンチックな物事、恋愛などに関心を示さない」ことなどを軍警は「男らしさ」の特質としていた。だが、この件が問題となった後、同州軍警は項目名を「(困難などに)立ち向かう姿勢」に変更した。

 心理テストでは「動揺しやすさ」「感受性」は並以下でなくてはならず、「意気消沈し易さ」も評価が低くなるが、「愛嬌の良さ」や「慎重さ」が低くても選考で不利にはならないという。

 職を得るため、心理テストの通過は避けては通れず、応募者は30歳以下で、中等教育課程(日本の高校課程)を卒業していなくてはならない。州法により、女性も応募枠の半分まで採用される。

 パラナ州軍警は「もしテストが差別的で、人の尊厳を尊重しない性質のものだったら、連邦心理学審議会(CFP)はテストそのものを承認していなかっただろう」と書面で発表している。

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