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110周年=国士舘改修プロジェクト=柴田館長来伯、下本元サンパウロ州議が同行

日本語センターを訪問した一行

日本語センターを訪問した一行

 国士舘大学の柴田徳文(とくぶみ)館長が7月17日から来伯し、同センターや文協、ブラジル日本語センターなどを訪問した。訪問には下本八郎元サンパウロ州議が同行し、歓談などを楽しんだ。
 下本氏は同大学のサンパウロ市支部設立時、当時の柴田梵天総長に協力していた。同大学との交流は当時からはじまり、昨年下本氏が訪日した際も同学長や役員らと交流した。
 柴田館長は日本国外で行なわれる日本語教育に興味を示し、ブラジル日本語センターや日伯文化連盟(アリアンサ)、松柏学園・大志万学院を視察した。
 下本氏によれば、柴田館長は、当地の日本語教育の現場に足を運んだ感想を「高いレベルで日本語教育が行なわれており、心強く感じた」と語ったそう。
 下本氏は今回の訪問に「移民の節目に訪問していただき、ありがたいこと」と謝意を滲ませた。
 なお、110周年記念祭典実行委員長の菊地義治さんによると、移民110周年記念事業である国士舘センターの開発計画は順調に進んでおり、8月上旬にサン・ロッケ市に計画書が渡された。現在同市から返答を待っている。