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アチバイア=花と苺の祭典、今月末まで=吉田会長「国家の発展に繋げたい」

綺麗な花飾りで賑わった会場

綺麗な花飾りで賑わった会場

 毎年10万人以上の来場客を迎え、地域の一大行事として知られるアチバイア・オルトランジャ協会(吉田ネルソン高男会長)主催の「第38回花と苺の祭典」が先月31日から開催されている。今月31日まで。

 移民110周年を祝した今年の展示テーマは、「日本をより身近に」。展示場には、日本の伝統を思わせる茶室や風景画等を背景に、百万以上の色とりどりの花々で飾りつけられた。その他、日本移民の足跡を辿るパネルが設置されている。

 開会式で挨拶した吉田会長は、移民110周年の節目に、同地の日本移民と同祭の歴史を振返った。市政三百周年を迎えた1965年に同市で初となった農業イベントに始まり、80年代に設立された同協会のもとで発展してきた経緯に言及。

 「当初の目的は農産品の普及であったが、市の発展に積極的に貢献することも付け加わるようになった」と語り、「新たな事業として環境公園建設を進めている。これは市のみならず聖州、ひいては国家の発展に繋がる」と語り、地域経済への更なる貢献を誓った。

 ロベルタ・バルソッチ同市議会議長は「日系人の先人達の忍耐強い労働のおかげで、アチバイアは花と苺の町として知られるようになった」と手放しで賞賛。

 ジュニオール・アプリランテ聖州観光局長は、聖州の観光振興策について言及し、毎年約10万人を集客する同祭の重要性を強調。フランシスコ・セルジオ・フェヘイラ・ジャルジン聖州農業供給局長も「40年前は食糧輸入国だった我が国が、今や世界5位の輸出国に変貌している」として、地域農業への貢献を称えた。

 最後にサウロ・ペドローゾ・デ・シウバ市長が「この祭典は我々の市の発展に重要であり、我々の市が素晴らしい苺と花作りの町として名を上げることに繋がる」と挨拶した。

 同祭典では苺の販売ほか、苺をふんだんに使ったケーキやパフェ、パステルのほか、新作のニョッキなども楽しめる。全日午前9時から午後6時まで。前売券は金曜が17レ。土日は30レ(当日は34レ)。10歳以下は無料、60歳以上および学生は半額。

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