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《ブラジル》連休中の交通事故減少=死傷者や飲酒運転は増加

 連邦道路警察が10日朝、独立記念日の連休中に国道で起きた交通事故は減ったが、事故の程度は昨年より重く、死傷者が増えたと発表した。
 7日の金曜日から9日の日曜日までに起きた国道での交通事故は563件で、昨年同期の685件に比べて、18%減少した。
 だが、飲酒運転で捕まった人が昨年同期比30%増の573人だった事からもうかがわれるように、重度の事故が増加し、死者の数は61人になり、昨年同期の48人より27%増加。負傷者の数も、639人が670人に5%増えている。
 この数字はまだ、最終的な統計ではないため、事故の数や死傷者数は増える可能性がある。法律が厳しくなった事で減少傾向にあった飲酒運転が増加傾向にある事は、気がかりだ。
 高速道での事故は、一般道以上にスピードが出ている事もあり、重篤化しやすい。連邦道路警察では、高速道で速度を競い合っていたと思われる車が、停車中のバイクの運転手を跳ね飛ばして死亡させた例や、ジグザグ運転をしていたために、後続車の運転手から通報を受けた警官によって逮捕された例なども提示。チャイルドシートを着用していなかったために車外に放り出されて死亡した子供がいた事なども報告している。(10日付テレビニュース、ボン・ジア・ブラジルより)

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