ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》バイア州=大統領選をめぐり刺殺事件=ハダジ支持のカポエラ師犠牲に

《ブラジル》バイア州=大統領選をめぐり刺殺事件=ハダジ支持のカポエラ師犠牲に

 バイア州で8日午前3時頃、大統領選に関して口論となったカポエラ師が、相手にナイフで刺されて殺される事件が起きた。8日付現地サイトが報じている。
 殺されたのは「モア・ド・カテンデー」の名で知られるロムアウド・ロザーリオ・ダ・コスタ氏(63、以下、カテンデー)で、現場は、バイア州サルバドール市のヴァスコ・ダ・ガマ大通りにあるバーだった。
 証言者によると、カテンデー氏は、「ボウソナロ!」と叫びながらバーに入って来た男と、議論になり、自分はフェルナンド・ハダジ氏に投票したと話し、ジャイール・ボウソナロ氏に対する批判を展開したという。
 すると、その男が腹をたて、自宅に帰って刃物を取ると、現場に戻り、背後からカテンデー氏に襲いかかり、背中を12回刺したという。それを制止しようとしたカテンデー氏の友人も負傷した。
 犯人はナイフを持ったまま自宅に逃げ帰ったが、血の跡を追った警察が自宅トイレに隠れているのをみつけ、逮捕した。犯人は衣類を入れたカバンを用意し、逃げようとしていたという。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 「引き受けるべきじゃなかった」=「イタリアのラヴァ・ジャット」関係者がモロ判事の法相就任に警鐘2018年11月6日 「引き受けるべきじゃなかった」=「イタリアのラヴァ・ジャット」関係者がモロ判事の法相就任に警鐘  ブラジル最大の汚職捜査「ラヴァ・ジャット作戦」での活躍で国中の評価を獲得しながらも、極右のボウソナロ新政権での法相就任で評価が二分されてしまったセルジオ・モロ連邦地裁判事。そんな中、「イタリアのラヴァ・ジャット」と呼ばれた汚職捜査を担当した判事のひとりが、モロ氏に警鐘 […]
  • 「だからボウソナロを支持するのか」=かつてのフランスの名選手がブラジル・サッカー界をからかう2018年10月16日 「だからボウソナロを支持するのか」=かつてのフランスの名選手がブラジル・サッカー界をからかう  90年代のサッカーのフランスの名選手で、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したエリック・カントナが、ブラジル代表(セレソン)が親善試合をサウジアラビアで行ったことを、ブラジルの時事問題も絡めてからかった。  セレソンは12日にサウジアラビアで同国との親善試合を行 […]
  • 東西南北2018年10月11日 東西南北  7日の大統領選一次投票後、ジャイール・ボウソナロ氏の支持者による暴力犯罪が多発している。9日付本面では、バイア州でハダジ氏支持のカポエラ師がボウソナロ支持者に刺殺されたことを伝えたが、8日にはリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレで、ボウソナロ氏に反対する女性の運動「エレ […]
  • 東西南北2018年10月6日 東西南北  大統領選の投票もいよいよ明日に迫った。今回の大統領選は、問題発言の多さで有名な極右のボウソナロ氏と、ラヴァ・ジャット作戦の影響もあり、政権を追われていたはずの労働者党(PT)のハダジ氏という、両極の対決ということになり、これまで以上に行方の気になる戦いとなっている。ここのとこ […]
  • 法治民主制の枠組内で改革を=穏健な政権への成熟に期待=ポルト・アレグレ在住 杉村士朗2018年11月7日 法治民主制の枠組内で改革を=穏健な政権への成熟に期待=ポルト・アレグレ在住 杉村士朗  10月28日、大統領選挙決選投票が行なわれ、保守派ボウソナロ候補者が時期大統領に選ばれた。  13年間にわたるPT(労働者党)政権の腐敗と欺瞞に国民は怒り、軍政賛美など過激な発言をする未知数の元軍人候補者に変革を信託した。  10月7日、第1回投票でPTハダジ候補 […]