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飯星下議、無念の落選=「4年後の再選目指す」

来社した飯星議員

来社した飯星議員

 今月7日に投開票が行われた統一選挙で、惜しくも再選を逃した飯星ワルテル連邦下院議員(PSD、二世、57)は、11日午後に本紙を訪れて選挙戦を振返り、有権者に感謝の言葉を述べた。
 飯星下議は、4期目の再選を目指して戦ったが無念の落選。14年選挙では8万8070票を獲得し、補欠で繰り上がり当選していたため、今回は万全を期して12万票を目標としていた。
 ところが、地盤であるノロエステやパウリスタでも票数を減らし、結果は6万6428票。得票数では聖州選出の連邦下議の定員70席中、66位だった。票数では当選のはずだが、連立政党ごとの議席配分方式の関係で涙を呑む形となった。
 選挙戦を振返った飯星下議は「ボウソナロ氏支持の予想を超えた大波に押され、私が所属する中道政党の連合は軒並み議席数を失った。集票に大きな役割を果たすべき看板大統領候補、ジャラウド・アウキミン候補が弱かったのが響いた」と話す。
 連邦下院議員の聖州での定員70席、PSLは伸長して10席。PSDBの政党連合は25~30席を目標としたが、17席のみ。聖州で最多の得票数を獲得したPSL議員上位2人、一人はボウソナロ候補の息子、もうネットやSNS中心の選挙活動をした若手。その二人だけで有効投票数の実に13・85%(292万2401票)を集めた。
 その分、日系候補のようなイベントに顔を出す伝統的な選挙活動をしていた再選狙いの候補にしわ寄せが回った形だ。
 「これまでとは全く違う選挙戦だった。ボウソナロ氏はその点で非常に長けており、思ったことを分かりやすくはっきりと言う。有権者との対話が非常に上手い」と印象を語った。
 飯星下議は「これまで連邦下院議員として12年間やってきた。これからもこの経験を活かして、日伯関係、日系社会の役に立ちたい」と語り、「4年後の選挙に向けて、今からしっかりと取組んでいきたい」と見通しを語った。

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