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サンパウロ州とミナス州の市警が銃撃戦=違法行為の護衛を請け負う

犯罪と戦うはずの市警が、違法行為の護衛を務めていた。(参考画像・Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

犯罪と戦うはずの市警が、違法行為の護衛を務めていた。(参考画像・Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 ミナス州ジュイス・デ・フォーラ市のモンテ・シナイ病院別館の地下駐車場で19日午後3時半ごろ、複数のサンパウロ州市警とミナス州市警の間で銃撃戦が発生し、同市配属のミナス州市警、ロドリゴ・フランシスコ氏が死亡したと、21、22日付伯字紙・サイトが報じた。
 サンパウロ州市警は、偽レアル札を使ってドルとの違法両替を行おうとしていた企業家2人をサンパウロ州から同市まで護衛していたと見られている。
 ミナス州市警が取引に介入しようとしたところ、企業家の1人はドル紙幣と共に逃げたが、ほとんどが偽札の1500万レアル分の現金は押収された。
 警部2人を含む4人のサンパウロ州市警は資金洗浄の疑いで無期限逮捕となり、21日にベロ・オリゾンテ市の拘置所に送られた。他のサンパウロ州市警5人は取り調べの後、19日のうちに釈放された。
 また、3人のミナス州市警は違法行為の存在を知りながら職務を果たさなかったとして、背任の容疑がかけられている。
 また、足に銃弾を受け、手術後も入院している66歳の男性も無期限勾留が宣告されている。この男性は偽札の所有者だと疑われている。男性は退院許可が出次第、現地の刑務所に送られ、詐欺未遂罪に問われる。
 他方、モンテ・シナイ病院は21日午後、広報を通じて、偽札を使った詐欺を試みようとしていた企業家2人に雇われ、銃撃戦で負傷した42歳の警備会社オーナーの男性が集中治療室で加療中だと発表した。フランシスコ氏が受けた弾の線状痕から、この男性がフランシスコ氏を撃ち、殺害したと見られている。
 ロドリゴ・フランシスコ氏の遺体は、20日午後にジュイス・デ・フォーラ市内の市営墓地に埋葬された。彼には妻と5歳の娘がいる。

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