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東西南北

 23日付アゴラ紙によると、現在、サンパウロ州内では公的医療機関で無料配布されている薬が不足状況だという。その例として、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のリルゾール、抗リウマチ薬のレフルノミド、骨髄移植の拒否反応抑制薬のタクロリムス、さらにC型肝炎用の薬などがあげられている。また、サンパウロ市内の保健統合システム(SUS)では、物資不足により、筋肉断裂などで入院している患者の外科手術ができない状況が続いているという。州民としては、こうした状況では、おちおち病気や怪我もできない。だからこそ、28日に決まる次のサンパウロ州知事が誰になるかが、注目されるところだ。
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 バイア州サルバドールで、10月の初めから症例がはじまって、すでに90件くらいの症例が登録されている〃謎の病気〃が発生しているという。報じられているところによると、それは虫刺されに似た状況からはじまり、後に赤くなって、そこから強い痒みがはじまるというもの。今のところ、死に至る重病ではないようで、5日から7日で収まるとか。とはいえ、広まらないに越したことはない。北東伯からはこの数年、毎年のように聞き覚えのない伝染病の流行が伝えられているが、今回も大事に至らないよう祈りたい。
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 サッカーのリベルタドーレス杯はいよいよ準決勝。今日24日はパルメイラスが敵地ブエノスアイレスで、南米屈指の強豪ボカ・ジュニオルスと対戦する。17年ぶり4強進出となったパルメイラスだが、かつて敗れた相手であるボカには雪辱を果たしたいところ。全国選手権で5連勝中の勢いを、この試合でも生かせるか?!

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