大統領選候補者として決選投票を戦ったフェルナンド・ハダジ元サンパウロ市長(労働者党・PT)が、収賄と資金洗浄の罪に問われ、刑事裁判の被告人となったと、19、20日付現地紙・サイトが報じた。
これは、ラヴァ・ジャット作戦で逮捕されたUTCエンジェニャリア社のリカルド・ペッソア氏らの報奨付供述に基づいて捜査を行ったサンパウロ州検察が、今年9月4日に同氏を起訴していたのを、サンパウロ州地裁が受け入れたものだ。ハダジ被告は既に、12年の市長選時の裏帳簿や、サンパウロ市長時代の不正行政の罪でも被告になっている。