ホーム | ブラジル国内ニュース | 《サンパウロ市》スペイン人のテロリストを逮捕=20数年の逃亡の末に

《サンパウロ市》スペイン人のテロリストを逮捕=20数年の逃亡の末に

 サンパウロ市西部バラ・フンダで5日に公文書偽造罪で捕まった男性が、1977年にスペインでテロ事件を起こして逃亡していた人物だったことが判明した。7日付現地紙が報じている。
 この男性の本名はカルロス・ガルシア・フリアで、24歳だった1977年1月24日にマドリッドで起きた「アトチャの殺戮」という事件で、5人を殺害した。この事件で標的となったのは、スペイン共産党の党員と弁護士だった。
 ガルシア容疑者は193年の実刑判決を受けたが、受刑開始14年後に条件付の釈放が認められると、そのままパラグアイに向かった。94年にスペインの司法当局から帰国命令が出されたが、無視して、逃亡した。
 その後、1996年にボリビアで麻薬密輸容疑で逮捕されたが、その釈放後から、行方が全くわからなくなっていた。
 連邦警察によると、国際警察に勤務している連警捜査官の捜査で、同容疑者が偽の身分証明書を作成してサンパウロ市に住んでいることと住所が判明。身元を確認した後に逮捕に至ったという。
 同容疑者は取り調べ後、本国に送還される見込みだ。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 五輪不毛の南米大陸=リオ五輪が変化のきっかけになるか?2016年8月23日 五輪不毛の南米大陸=リオ五輪が変化のきっかけになるか?  21日に閉幕したリオ五輪で、開催国ブラジルは金7、銀6、銅6と、同国の歴史上、最高のメダル獲得数を記録した。それを巡り、「よくやった」と言う人と「開催国なのに20個にも達しないのでは少ない」と言う人は、国の内外を問わずにいる。だが、これまでの南米における「五輪不人気」の状況を […]
  • メルコスル=亜国とベ国が正面対立=マクリが政治犯釈放求める=今回のジウマの言動は?2015年12月23日 メルコスル=亜国とベ国が正面対立=マクリが政治犯釈放求める=今回のジウマの言動は?  パラグアイのアスンシオンで21日、南米共同市場(メルコスル)の首脳会議が開催され、ジウマ大統領も参加した。この日の会議では、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ新大統領がベネズエラのニコラス・マドゥーロ政権に政治犯を解放するよう強く呼びかけ、ベネズエラ代表が反論する光景が見られる […]
  • フィッチ社=伯国債をBBに格下げ=経済立て直し待ったなし2016年5月7日 フィッチ社=伯国債をBBに格下げ=経済立て直し待ったなし  三大格付会社の一つのフィッチ・レーティング(F社)が5日、伯国債を格下げしたと6日付伯字各紙が報じた。 政局が不安定なことと経済の更なる悪化が、昨年12月に続いての格下げにつながった。 F社はすでに伯国債を投資不適格級のBB+にしていたが、今回は更に1段階下げてBBとした。デ […]
  • W杯南米予選=伝統の対アルゼンチン戦は=ブラジルが引き分けに持ち込む2015年11月17日 W杯南米予選=伝統の対アルゼンチン戦は=ブラジルが引き分けに持ち込む  12日に予定されていたが大雨で1日順延となった、2018年ロシアW杯予選アルゼンチンXブラジルの一戦が、13日にブエノスアイレスで行われた。 試合直前にはパリでの大規模テロ事件の速報も入り、犠牲者への黙祷で始まったこの試合、前半はアルゼンチンが完全に支配した。 メッシ、アグエ […]
  • W杯南米予選=第4節までが終了=レギュラー陣に新布陣台頭2015年11月19日 W杯南米予選=第4節までが終了=レギュラー陣に新布陣台頭  サッカーのワールドカップ南米予選は18日に第4節を終えたが、ブラジル・セレソンは現時点で勝ち点7、得失点差3で3位につけている。 第4節終了時点での順位は以下のとおりだ。1位エクアドル、2位ウルグアイ、3位ブラジル、4位パラグアイ、5位チリ、6位アルゼンチン、7位コロンビア、 […]