ジャイール・ボルソナロ大統領は4日昼食時、金融取引税(IOF)を引き上げると宣言した。しかし、新政権の経済スタッフやオニキス・ロレンゾーニ官房長官が同日午後、「そのような予定はない」と取消を行い、閣僚間の意思疎通不足をうかがわせた。5日付現地紙が報じている。
IOFは融資や貸付、金融機関による金の取得の際に課される税金のことだ。4日昼食時、ボルソナロ大統領はこれを引き上げるための大統領令に署名したと明かした。また、この引き上げは、北伯と北東伯への経済援助の期間延長に伴う補填策の一環だと説明した。