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《ブラジル》大統領が3度目の手術=2日間は副大統領が代行

手術前日に感謝のメッセージを伝えるボウソナロ大統領(Twitter/Bolsonaro)

手術前日に感謝のメッセージを伝えるボウソナロ大統領(Twitter/Bolsonaro)

 ジャイール・ボウソナロ大統領が28日朝、サンパウロ市のイスラエリタ・アルベルト・アインシュタイン病院で、人工肛門を閉じ、大腸を繋ぐ手術を受けたと同日付現地紙サイトが報じた。
 昨年の大統領選キャンペーン中に暴漢に襲われて腹部を刺された際、横行結腸(小腸の上方を横に走る大腸)に深手を負い、人工肛門をつけた。当初は年内に横行結腸を繋ぎ直し、体外につけていた袋を外すはずだったが、当初予定されていた時は体調が万全ではなく、手術が順延された。
 ボウソナロ大統領は27日に入院して、体調などをチェックした上で、28日午前6時半からの手術に臨んだ。
 事前予想では、横行結腸同士を繋ぐケースと、人工肛門をつけた部分を取り除き、小腸と横行結腸を繋ぐケースが考えられていた。当初は3~4時間で終わる見込みで、昼前に途中経過は順調と報告されたが、手術が長引き、28日午後4時前になってやっと、大統領府が「手術は成功」と発表した。どちらの方式が取られたかは発表されていないが、三男のエドゥアルド下議は「麻酔から覚めたら、いつでも携帯電話を使い始める」とツイートした。
 入院期間は約10日の見込みで、手術後少なくとも48時間は集中治療室に入る事になる。この間は絶対安静が必要で、アミウトン・モウロン副大統領が大統領職を代行する。30日以降、急を要する内容は、大統領本人が病院内に設けられた特別執務室で対応する。大統領は、必要ならば閣僚をサンパウロ市に呼び出し、直接報告を受けたり指示を出したりする予定だ。
 28日朝も病院にいるのは、アウグスト・エレンコ大統領府安全保障室長官、オタヴィオ・サンタナ・ド・レゴ・バロス大統領府報道官、ミシェレ夫人、息子でリオ市議のカルロス氏とエドゥアルド下議らだ。
 ボウソナロ大統領が手術を受けるのは、刺傷事件直後と、腹腔内での内出血が確認された時に続き、3度目だ。大統領は25日にスイスのダヴォス国際経済フォーラムから帰国。26日はミナス州知事らとブルマジーニョの鉱滓ダム決壊事故の現場を視察。在伯イスラエル大使のヨシ・シェリ氏と共に同種の災害での救出作業を数多くこなしたイスラエル兵を呼び寄せる手はずを整えた上で、27日の朝、入院した。

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